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清渓川、オープン2ヵ月で訪問者数1000人突破の勢い

清渓川、オープン2ヵ月で訪問者数1000人突破の勢い

Posted November. 21, 2005 08:40,   

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オープン後、ソウルの新観光スポットとして浮上した清渓川(チョンゲチョン)の訪問者数が1000万人に迫っている。2ヵ月にもならない19日までの訪問客は930万3500人余り。11月にも1日平均13万人が訪れているため、今月中に1000万人を突破する見通しだ。

清渓川には綺麗な景観とお洒落な施設のほか、さらに重要な要素がある。まさにそこを訪れる「人々」だ。写真を撮るため、健康のため、思い出を作るためと、清渓川に足を運んだ人々に会ってきた。

▲夜景は清渓川が最高〓「昼は蘭芝島(ナンジド)にあるハヌル(空の意)公園が、夜は清渓川が写真の背景としては最高です。」1週間に1、2回はカメラを手にして出かけると言うチャン・ギョンミン(19、弘益大学仏文科1年生)さんは、日が暮れると清渓川を訪れる。照明のおかげで、どこで撮っても芸術写真が撮れるからだと言う。

ソンドク女子商業高校3年生のチェ・ヒョンジョン(18)さんも「清渓川デジカメ族」である。チェさんは、「蔦のある石垣に寄りかかったまま、壁の照明に横から45度の角度で斜めに写真を撮れば、最高の写真が撮れる」と言って、直接やって見せてくれた。

写真作家の朴潤昌(パク・ユンチャン、64)さんは、「ソウル市内では美しい夜景が撮れる場所として南山(ナムサン)タワーぐらいしか挙げられなかったが、清渓川復元後は主に清渓川周辺の建物の屋上で夜景写真を撮っている」と述べた。

▲清渓川が「補薬?」〓主婦のミン・ソンギ(59)さんは、毎日午前5時から2〜3時間、清渓川沿いを早いペースで歩く。彼女の家の清渓7街から出発して、時間に余裕のある日は、下流のチュンラン橋の方へ下っていき、時間がない時は世宗路(セジョンロ)の東亜(トンア)日報社の方に上って行くと言う。

「清渓川ジョギング族」は、下流に下るとともに増えてくる。李クンリョル(42、自営業)さんは、「文字通り復元されたのは、柳の湿地が造成された下流だ。新鮮な自然と共に呼吸しながら運動することができて、感謝の気持ちでいっぱいです」と話した。

▲進んで清渓川「広報マン」になった市民たち〓ソウル鍾路区崇仁洞(チョンログ・スンインドン)に住む李ブギル(45)さんは7月4日、あるインターネット・ポータル・サイトに「清渓川を愛する人々の会」というカフェーを開設した。現在、会員数は1200人ぐらい。

李さんは、「清渓川が復元されてから、子供時代の思い出が次から次へと思い出される」と話した。清渓7街にあった「黒い橋」で櫛を売っていたお婆さんや、清渓6街にあった金魚の養魚場などなど。

ソウル中区黄鶴洞(チュング・ファンハクドン)が故郷の同カフェー会員の一人は、自分が所有している建物の事務室の一室をこのカフェーの集いの場所として提供した。このカフェーの会員らは来月、「清渓川写真大会」を開く計画だ。来年の春には、水草がたくさんできている下流の方を大掃除する計画も立てている。また、清渓川周辺の「おいしいお店の地図」を作るための作業も進めている。このような清渓川関連のカフェーが50を越えている。

来月10日からソウル「芸術の殿堂」で、世界の名所を背景にして撮ったバービー人形の写真を展示するオーストリア出身の写真作家のアント・オティング(45)さんは、「物凄く大勢の人が集まって、それぞれの好みによって集団で清渓川を楽しむという事実そのものがとても驚きである」と話した。



egija@donga.com