Go to contents

「検察の恥辱」と反発 長官の指揮受け入れで一般検事たち

「検察の恥辱」と反発 長官の指揮受け入れで一般検事たち

Posted October. 15, 2005 07:52,   

한국어

金鍾彬(キム・ジョンビン)検察総長が14日、東国(トングク)大の姜禎求(カン・ジョング)教授(社会学科)に対する千正培(チョン・ジョンベ)法務部長官の非拘束捜査指揮を受け入れた。法務部長官が検察総長に対する捜査指揮権を行使したのは憲政史上初。

金総長はしかし、千長官の検察総長に対する捜査指揮権行使には強い遺憾の意を示した。

金総長は自身の去就問題については立場を明示しなかったが、「非常につらい」という気持ちを間接的に伝えており、辞任するかどうかは流動的だ。

指揮権受け入れという前例を残したことに対して、一般検事たちは「恥辱」として強く反発しており、検察組職内部の混乱と動揺につながるとみられる。

金総長は同日午後5時10分頃、姜燦佑(カン・チャンウ)最高検察庁広報担当官を通じ、「法務部長官の指揮を受け入れる」と明らかにした。

しかし金総長は、「今回、法務部長官が具体的な事件の被疑者拘束問題を指揮したのは、検察の政治的中立を傷つける恐れがあり、はなはだしく残念に思う」との見解を明らかにした。

金総長はまた、「指揮権行使自体が妥当でないからといって従わない場合、検察総長自ら法に違反することになる」と述べ、千長官の指揮が不当であるという考えを示した。金総長は「法務部長官の今回のような措置が、正当かどうかは国民が判断するだろう」とも語ったという。

一方、検察同友会(会長=鄭銶永元検察総長)は同日、声明を発表し、「姜教授の身柄処理というきわめて具体的な事案に対して、準司法機関である検察の判断を尊重し、最終的には裁判所が憲法と法律、民意を考慮し、良心によって拘束の可否を決めるようにすべきだった」との見解を明らかにし、千長官の捜査指揮権発動を批判した。



jin0619@donga.com leon@donga.com