Go to contents

今年韓国の推定出生率、世界平均の半分を切る

今年韓国の推定出生率、世界平均の半分を切る

Posted October. 13, 2005 07:06,   

한국어

今年、韓国の合計出生率は世界平均の半分の水準にも及ばないという予想が出た。

国連人口基金(UNFPA)が12日、世界中で同時発刊した『2005世界人口現況報告書』によると、今年の韓国合計出生率(1人の女性が生涯産む子供の数)は1.22人と推定されている。

UNFPAは今年、世界平均の合計出生率については2.6人と推定し、先進国は1.57人、途上国は2.82人、低開発国は4.86人になるものと予測している。

UNFPAと共同で韓国語版を発刊した大韓家族保健福祉協会によると、この合計出生率の推定値は2000〜2004年の合計出生率の平均を基に、今後5年間の推移を予測して算出したものだ。しかし、これには最近韓国で見られる出生率の著しい下落速度は反映されておらず、実際はもっと低いものと考えられる。昨年の場合でもUNFPAは韓国の合計出生率について1.41人との見通しを示したが、実際は1.16人だった。

今年、出生率が最も低いものと予測されるのは香港で0.95人に止まり、ウクライナ(1.13人)、チェコ(1.19人)の順で低くなっている。北朝鮮の合計出生率は1.97人で、途上国の平均にも及ばなかった。

一方、韓国の平均寿命は男性73.8歳、女性81.2歳で、世界平均(男63.7歳、女68.2歳)を上回っているが、北朝鮮の平均寿命(男60.9歳、女66.8歳)は世界平均に及ばなかった。

今回の調査で、先進国の平均寿命は男性72.2歳、女性79.6歳で、途上国は男性62.3歳、女性65.8歳、低開発国は男性50.8歳、女性52.7歳となった。

長寿国は男性では香港(78.9歳)、女性では日本(85.8歳)がトップとなった。アフリカ大陸の南東部に位置するスワジランドは、飢餓やエイズによって人口が100万人と世界で最も少ないだけでなく、平均寿命も男性31.6歳、女性31.3歳と、最短命国となった。

世界人口は64億6470万人と集計され、最も人口の多い国は中国で13億1580万人。続いてインド(11億340万人)、米国(2億9820万人)の順となった。世界人口のうち、先進国に居住する人口は12億1130万人で、全体の18.7%に過ぎなかった。韓国の人口は4780万人で世界で25位となり、北朝鮮は2250万人で47位となった。



susanna@donga.com