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国立大生92%が「B」以上

Posted September. 15, 2005 08:31,   

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「内申点の水増し」のため、大学入試での高校生の内申点を信頼できないとしていた大学もまた、同じく「成績の水増し」をしていたことが確認された。

国会・教育委員会所属の鄭鳳株(チョン・ボンジュ)ヨルリン・ウリ党議員は14日、教育人的資源部の資料に基づいて、ソウル大など全国主要国立大22校の学生を対象に、最近4年間の卒業時の平均成績を調査したところ、10人中9人がB(100点満点での80点)以上の成績をとっていたことがわかった、と伝えた。

2005年春学期の卒業生の場合、計4万3330人のうち92%にあたる3万9881人がB以上の成績をとっていた。B以上の成績をとった人の割合は、02年に88.5%、03年89.4%、04年89.8%と、年々高まる傾向にある。これは、一部から提起されてきた、いわゆる「大学の成績インフレ」に対する懸念が、統計を通じて確認されたもの。

これまで企業の人事担当者は、各大学が卒業生の就職を意識し、高い成績を与えているため、入社審査の過程で実際の実力を判別できずにいる状況だとし、問題を提起してきた。各大学春季卒業生の02年〜05年の成績をまとめてみたところ、B以上の成績を取得した学生の割合は、教員(キョウォン)大学が平均99.7%で最も高かった。次いで、釜山大(プサン、98.9%)、韓国海洋大(98.1%)、慶北大(キョンブク、97.8%)の順だった。

ソウル大(87.4%)も「成績点の水増し」の例外ではなかった。大半の国立大は、学則で、成績点Aは学生全体の20%、Bは40%、C以下は40%に配分するよう定めている(ソウル大の場合、成績点A・Bを合わせて最大70%)。しかし、実際には同規定を守らずにいることが確認されたわけだ。



cij1999@donga.com