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(ワールド街)米−ロシアは専用宿所で、日−中はアパート団地で

(ワールド街)米−ロシアは専用宿所で、日−中はアパート団地で

Posted September. 09, 2005 07:43,   

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米国の在韓外交官150人余りは皆、龍山(ヨンサン)米軍部隊内にある外交官宿所に住んでいる。ただ、大使と副大使の二人だけが、それぞれ中区貞洞(チュング・ジョンドン)大使官邸と鍾路区平倉洞(チョンログ・ピョンチャンドン)の私邸に居住している。

以前は、大使館の近くに「コンパウンド(compound)1」「コンパウンド2」と呼ぶ住居地域があったが、03年夏、龍山に全部引っ越した。龍山の宿所は駐車場付きの一戸建てだ。

米大使館関係者は、「近くに住んでいるので長所もあるが、私生活が知られてしまうので短所もある」と言った。

米国は以前、京畿(キョンギ)女子高の跡地周辺に、08年までに地下2階、地上15階の大使館と8階の職員向けアパートを建てる計画だったが、02年頃、そこが昔の徳寿宮(トクスグン)があった場所だという事実が知られ、文化遺跡を保存しなければならないという世論に押され、現在は足踏み状態だ。

一方、在韓ロシア大使館の外交官たちは、貞洞大使館内の職員アパートに住んでいる。

大使館関係者は、「大使館内に幼稚園〜高等学校過程のロシア学校があるうえ、医療陣と料理士が常住しているので、安全で楽だ。それに少し歩けばソウル市役所なので、利用できる周辺施設が多くて良い」と言った。

昔、培材(ベジェ)学堂があった所にあるロシア大使館の建物は00年1月に施工し、01年使用承認を受けた後、1年間インテリア工事をした。地上6階の大使館事務棟と地上12階、地下1階(延べ坪2402坪)の職員宿所で構成されている。

日本と中国はそれぞれ、龍山区二村洞(イチョンドン)と西大門区大峴洞(ソデムング・デヒョンドン)に「リトル・ジャパン」と「リトル・チャイナ」を形成している。

中国は大使館側が一括して25〜32坪のアパートを借りて使用している反面、日本の外交官たちは職級別規定による金額限度内で、個別に望む地域に住居を求める。

日本大使館職員の半分ぐらいである30人余りが二村洞のアパートに居住し、残りは麻浦(マポ)、西大門、独立門(ドクリップムン)などにそれぞれ散らばって住んでいる。

二村洞に比較的多数の職員たちが住んでいる理由は、江南区開浦洞(カンナムグ・ゲポドン)にある日本人学校まで運行するバスがあるからだ。父母がお金を集めてバスをチャーターしている。

二村洞に住む日本大使館公報文化院の高根和正公報官は、「外交官だけでなく日本商社駐在員らも、ここに多く住んでいる。近くの店でも簡単な日本語ぐらいは無理なく通じるので、家族が気楽に生活している」と言った。

中国大使館職員60人余りは梨花(イファ)女子大前の大峴洞Lアパートに住んでいる。

大使館関係者は、「何よりも大使館までの交通が便利だ。週末や時間がある時は、梨花女子大前のレストランやファッションショップに立ち寄る楽しさもかなり良い」と言った。

中国が借りたアパートの賃貸価格は1億2000万〜1億3000万ウォン。大峴洞H不動産関係者は、「他の都心住居地域に比べて家賃は安い方で、仁川(インチョン)空港まで距離も遠くないため、ここを選択したようだ」と言った。



lycho@donga.com