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税収不足額4兆4000億ウォン・・・過去最多

税収不足額4兆4000億ウォン・・・過去最多

Posted September. 02, 2005 07:16,   

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今年、政府の税収不足額が過去最多の4兆4000億ウォンに上る見通しだ。

歳入が予想を下回る際に組む補正予算枠も同金額をベースに決まる可能性が高い。

しかし、専門家たちは補正予算を編成しても経済成長率は大きく改善しないものと見込んでいる。

卞良均(ピョン・ヤンギュン)企画予算処長官は1日、「今年の税収不足額は4兆4000億ウォン程度であり、この金額を踏まえて補正予算を組む計画だ」と述べた。

今年予想される税収不足額は、昨年の4兆3000億ウォンより2.3%増えている。

韓悳洙(ハン・ドクス)副首相兼財政経済部長官と与党のヨルリン・ウリ党の丁世均(チョン・シェキュン)院内代表らが今年は3兆〜5兆ウォン程度の税収減になるだろうと明らかにしたが、政府当局者が税収不足額を具体的に示したのははじめて。最近、国税収入の30%を占める付加価値税の確定届出が完了し、税収不足規模が浮き彫りになった。

政府は、補正予算財源の大部分を国債発行でまかなう計画であるため、昨年末203兆ウォンだった国家債務はさらに増えるものとみられる。

昨年は政府が03会計年度に使い残した「余剰金」を補正予算財源に充てたが、今年は同資金まで底をついている状態だ。

財政経済部(財経部)の許容碩(ホ・ヨンソク)税制総括審議官は「為替レート、原油急騰、物価などの懸念材料が多いため、税収不足額が簡単に確定できない。9月中旬に補正予算枠を決め、10月はじめ通常国会に提出する計画だ」と説明した。

一方、韓国租税研究院は補正予算が国内総生産(GDP)の伸び率に及ぼす影響は大きくないものと分析した。同分析によると、03年7月第1次補正予算(4兆2000億ウォン)でGDP伸び率が0.35ポイント上昇しており、同年9月第2次補正予算(3兆ウォン)で0.29ポイントアップとなった。

租税研究院の朴炯秀(パク・ヒョンス)財政分析センター長は「政府が補正予算財源をGDPアップ効果の大きい建設業などに使わず、失業者教育や低所得層支援に使う可能性が高いため、成長率アップは期待薄だ」と指摘した。



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