Go to contents

海外派は無条件先発起用か

Posted August. 19, 2005 03:04,   

한국어

「三斗もある玉でも、つないでこそ宝だ」という諺がある。

朴智星(パク・チソン、マンチェスターユナイテッド)、李栄杓(イ・ヨンピョ、PSVアイントホーフェン)、安貞桓(アン・ジョンファン、FCメス)、チャ・ドゥリ(フランクフルト)…。そうそうたる面々の「海外派」サッカー代表選手たち。しかし、彼らが韓国サッカーの新しいジレンマになっている。短期間で解決できる問題ではないので、根源的対策が求められる。

17日のサウジアラビア戦で、李栄杓、チャ・ドゥリ、安貞桓は期待以下の試合をした。彼らは15日以後に帰国し、国内派たちと呼吸を合わせる時間さえもなかった。もちろん海外派同士も同じだ。なのに代表チームは彼らを中心として構成され、先発も彼らを中心に決まった。結局、呼吸を合わせることさえできなかったチームは砂上の楼閣であり、惨澹たるものであった。残された課題は、「海外派」の活用程度を的確に把握し、国内派との調和を図ることだ。

これからもサウジアラビア戦のような内容が繰り返される可能性が大きい。サッカー協会は10月と11月に3回の評価試合を計画している。来年1、2月には海外転地訓練を計画しているが、「海外派」選手たちは参加できないものとみられている。所属球団の日程と重なるためだ。

結局、海外派選手たちと足並みを揃えられる時間は、これからの国家代表試合3、4回と、来年5月以後の1カ月あまりというわけだ。

その間に、ポジションテストと国内選手とのハーモニーをテストして行くとなれば、再び厳しい試合となる可能性がある。といって、勝利にこだわった挙句、根本的なテストを怠るわけにはいかない。

ヨハネス・ボンフレール監督とサッカー協会は、それまでの期間と機会をどのように活用するか、目標を明確にし、一貫して進めていかなければならない。



bluesky@donga.com