Go to contents

「人間の友」犬のクローン成功

Posted August. 04, 2005 03:13,   

한국어

ソウル大学の黄禹錫(ファン・ウソク)招聘教授チームが、世界で初めて犬のクローン開発に成功した。昨年2月と今年5月に続き、世界を驚かせた3つめの快挙で、わずか数ヵ月の間に相次いで世界的な研究成果を挙げたことは、科学界にも類例がない。

黄教授と研究チームは3日午前、ソウル冠岳区新林洞(クァンアクグ・シンリムドン)のソウル大獣医学部で記者会見を開き、「2002年8月から2年8ヵ月の研究の末、4月24日にクローン犬が生まれ、現在健康な状態」と明らかにした。

研究チームは、この犬を、ソウル大学(SNU)と子犬(puppy)の英単語を合わせ「スナッピー(Snuppy)」と名づけた。

今回の研究成果は、英国の科学専門誌「ネイチャー」オンライン版4日付に紹介されており、スナッピーの写真は「ネイチャー」表紙に掲載された。

黄教授は「犬は糖尿病、心臓病など65種の疾病を人間と共有しており、難病の研究に有効だ」とし、「これから犬の複製胚芽から幹細胞を採取して実験すれば、人間の幹細胞に適用して難病に対処するのにも大きく寄与する」と話した。

犬は生殖器の構造が複雑で卵子を得るのがとても難しく、猿とともにクローン開発がもっとも難しい動物とされてきた。大きな難関だった犬のクローンに成功することで、猿を除く主要動物の大部分が複製に成功したことになる。

世界的に、クローン動物は1996年のクローン羊ドリーが誕生してから、最近まで牛、馬、豚、鹿など合わせて12種が誕生した。犬は13種目。

黄教授チームは、犬の卵子から核を取り除き、これを愛玩犬の一種である「アフガンハウンド」3歳の雄の耳から得た体細胞と融合した(複製)。

続いて、複製された胚芽1095個を123匹の代理母に分けて移植しており、4月と5月にそれぞれ1匹の子犬が生まれた。しかし5月に生まれた子犬は肺炎で22日後に死亡した。

今回の研究には、李柄千(イ・ビョンチョン)、姜成根(カン・ソングン)教授を含め、ソウル大学獣医学部・特殊動物複製チーム10人と米ピッツバーグ大医学部のジェラルド・シェトン教授が参加した。

黄教授チームは去年2月、世界で初めて人間の複製胚芽で幹細胞を抽出しており、今年5月には患者11人の複製胚芽から幹細胞を得るのに成功して、米科学専門誌「サイエンス」の巻頭論文として紹介された。

クローン羊ドリーを誕生させた英エディンバラ大医学部のイアン・ウォルマート教授は3日、黄教授チームと共同研究について話し合うため訪問した席で「今回の成果は動物クローンで最高の頂点に達した大きな事件」と評価した。



wolfkim@donga.com