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不動産と株式、収益率は同じだが「安全性」では不動産

不動産と株式、収益率は同じだが「安全性」では不動産

Posted June. 23, 2005 06:04,   

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東亜(トンア)日報が、不動産情報提供会社の「不動産114」に依頼して、ソウル・江南(カンナム)一帯のマンションを中心として構成された、ブルーチップ(優良銘柄)マンションの25棟を対象に調査した結果、1997年1月から今年6月10日までで、これらのマンション価格は平均214.2%上昇したことが明らかになった。

また、大信(テシン)証券の協力を得て、証券市場の時価総額上位25銘柄で構成された株式のブルーチップ25銘柄を分析した結果、これらの株価は同期間、平均216.2%に上昇した。

しかし、安全性面では大きな差を見せた。

不動産ブルーチップの平均価格は、通貨危機直後の1997年12月から1998年7月までの間、19.75%に下落したことを除いて、一度も6%以上は下落しなかった。平均価格が下落したのは、この時点を含めて2003年末、2004年後半など合わせて3回だった。

一方、株式のブルーチップは下落幅が一番大きかった1999年12月〜2000年10月の間、平均株価が半額にまで落ち込んだ(51.0%下落)。1998年2〜6月(46.6%下落)と2002年3月〜2003年3月(38.9%下落)にも40%前後下落した。

銘柄別の価格上昇率の差も、不動産が株式に比べて小さかった。

株式ブルーチップのうち、三星(サムスン)電子の株価は同期間中954.1%上昇して10倍になった。一方、KTFの株価は91.6%落ちて、1999年12月上場以来5年半ぶりに10分の1水準に暴落した。

これと違って、不動産ブルーチップは三星電子ほど大幅に上昇しなかったものの、1つの銘柄も下落しなかった。上昇率は最低162.5%から最高416.1%。

韓国投資証券の金世仲(キム・セジュン)研究員は、「不動産は、相対的に変動性の大きい株式に比べて、価格が下がるリスクが少ない。表向きには収益率が同じでも『リスクを勘案した収益率』を計算すれば、不動産が株式に比べて高いと言える」と話した。



roryrery@donga.com myzodan@donga.com