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国際的に学力認める「公立国際高校」、2008年に新設

国際的に学力認める「公立国際高校」、2008年に新設

Posted June. 14, 2005 03:16,   

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早ければ、現在の中学校1年生が高校に入学する2008学年度に、国際的に高校の学歴が認められる「公立国際高校」が国内で初めて設立される。

また、科学英材教育を活性化するための科学高も追加で設立され、2008学年度から新入生を募集する。

ソウル市教育庁は13日、ソウル鍾路区明倫洞(チョンノグ・ミョンリュンドン)の旧恵化(ヘファ)小学校の敷地と、九老区宮洞(クログ・クンドン)に特殊目的高校である国際高と科学高を設立して、2008学年度から新入生をそれぞれ450人、480人選抜する、と明らかにした。

市教育庁は「平準化制度に対する補完策で、学校の選択権を拡大して英才教育を強化するためのもの」とし「学校の敷地は地域間の均衡発展を考慮して決めた」と話した。

全国教職員労働組合は同日「2008学年度からソウル地域では科学高2校と外国語高6校が上位圏の新入生2749人を毎年選抜するようになる」とし、「ソウルの一般高校の新入生9万3000人余りのうち、上位圏の3%が特別目的高校に流れることになる」とし反発した。

▲国内初の国際学校推進〓既存の外国語高校が外国語教育にだけ特化しているという指摘によって、国際高は外国語に才能のある生徒を国際問題の専門家に育成することを目指している。

これを受けて、学科を△国際政治・外交△経済協力△社会文化などに分けて、クラス当たり25人ずつ6クラス、計18クラスを選抜する。

国内の学校では初めて、高校の学歴が国際的に認められる教科課程を取り入れるというのが特徴だ。

スイスに本部を置いて2004年現在、116ヵ国の1135校が加入した国際学歴認証機構(IBO)や、米国の学歴認証機構である米西部教育連合会(WASC)から教科課程の認証を受ける計画だ。

市教育庁は「今だに釜山(プサン)国際学校はもちろん、国内ではIBOのプログラム(IBプログラム)で教科課程を立てた高校はない」とし、「2008学年度から直ちにIBプログラムで始めることができないとしても、地道に推進する」と話した。

IBプログラムは現在一部の外国人学校が取り入れており、仁川松都(インチョン・ソンド)など経済自由区域内に設立される外国教育機関も取り入れる予定だ。国語、国史、芸・体・能など一部の教科を除いて、英語で授業が進められる。

▲教育課程と選抜〓国際高では1年生で教育人的資源部が決めた国民共通基本教育課程で学び、2、3年生のときは選択した学科によって専門教科目を82単位以上学ぶことになる。

市教育庁は「外国語高校など他の特別目的高校出身のように、国際高校の生徒が大学入学試験で同一系列に進学する場合、優待されるように推進する」とし、「2005学年度の大学入学試験の選考によれば、国際高校の同一系列とされる学科はソウルだけで24の学科がある」と説明した。

国際高校は、新入生を△ソウル所在の中学校卒業生△内申成績の優秀者△関連分野の適性評価を通じて選抜するが、私教育に走る恐れのある競試大会の選考は最小化する方針だ。

新設される科学高校は、一部の大学と連携して理工系の単位履修(AP)だけで、試験なしの選考で大学に進学することができるように推進する。現在、釜山科学高の卒業生は一定単位以上のAP科目を履修した場合、韓国科学技術院(KAIST)とポステック(浦項工科大)に入学することができる。

国際高校と科学高校は、田園の寮で生活し学費は一般の公立高の水準だ。外国人は特別選考を通じて入学させ、一緒に授業を受けさせる予定だ。最終的な入学選考は2007年5月まで発表される。



larosa@donga.com