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運動するときは「マウスガード」装着を

Posted June. 13, 2005 06:50,   

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健康に対する関心が高まるにつれて、スポーツ人口が急速に増えている。

特にインラインスケート、マウンテンバイク、ロッククライミングなど、いわゆる「Xゲーム」マニアも多い。サッカー、バスケットボールなど激しいスポーツにも人気が高い。

多くの人は骨折、あざ、出血などに対する処置はよく知っているが、歯の損傷、歯ぐき、あご関節負傷に対してはよく知らない。しかし、このような負傷は放置しておけば、ややもすると歯を永遠に失うか、周辺筋肉の破壊、脳震盪などにつながる恐れもある。

●Xゲームのマニア急増…顔周辺の負傷は急増

米国のある研究の結果、顔の負傷のうち10〜39%がスポーツ途中に発生したことが分かった。過去には主に専門選手の負傷が多かった。しかし、最近はスポーツが大衆化して一般人の患者が急激に増えている。

特に、最近になっては男性と10代〜20代の患者が多くなっている。日本で実施されたある調査によれば、スポーツ関連の顔の負傷患者は男性が92%、女性が8%であることがわかった。また10代が40.6%、20代が35.1%で、全体患者の75.7%が若者であることまで集計された。

●口に保護装備を…虫歯のときは先に治療を

ボクシング選手が顔を激しく叩かれても、負傷の少ない理由はマウスピースのためだ。マウスピースが外部衝撃を最小限に抑え、歯と歯ぐきを保護してくれる。

これを応用したのが、まさに「マウスガード」だ。米国など一部の国ではインラインスケート、マウンテンバイクなどの競技をするとき、マウスガードの装着を義務づけている。また、レジャースポーツを楽しむときも装着を勧めているほど大衆化されている。

しかし、マウスガードを使用するためには、虫歯、あご関節障害、歯周炎があり、歯並びがきれいでない人は、まず治療を受けてからでなければならない。

●マウスガードの使い方

普通、負傷が多い上の歯にだけマウスガードを装着する場合が多い。しかしボクシング、格闘技など激しいスポーツの場合は、上下ともにマウスガードを装着しなければならない。マウスガードを装着しても、話したり、呼吸をしたりするには全く支障がない。最近では透明材質で製作されて、ちょっと目には装着してないように見える製品も出た。

スポーツをする直前に口に入れて、スポーツが終われば外せばいい。柔らかい歯ブラシに水をつけて洗い、密閉された容器に入れて日陰に保管する。

マウスガードはスポーツ用品店で販売している。しかし、人によって口腔の状態が違うため、できれば歯科で調整してもらった方が良い。材質と模様によって価格は10万〜30万ウォン。

口に合わないマウスガードを長く装着すれば、歯を食いしばることになり、これによりあご関節に炎症や変形が生ずることがある。6ヵ月ごとに病院を尋ねてマウスガードの異常有無を確認する。

(ヘルプ=大韓スポーツ歯医学会の崔大均会長、ソウル市歯科医師会の朴ヨンチョル公報理事)



corekim@donga.com