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1〜3月のGNI、GDP下回る0.5%増

1〜3月のGNI、GDP下回る0.5%増

Posted June. 11, 2005 06:39,   

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実質購買力を表す実質国民総所得(GNI)増加率が通貨危機以降最も低い水準に落ちた。

10日、韓国銀行が発表した「国民所得暫定推計」によると、今年第1四半期(1〜3月)のGNIは155兆1452億ウォンで、対前年同期比0.5%増に止まった。

このような増加率は、1998年第4四半期(10〜12月)のマイナス6.1%以来最も低いもので、第1四半期の国内総生産(GDP)成長率の2.7%にも大きく及ばないものだ。

季節的要因を排除したうえで直前期と比較した第1四半期のGNIは0.9%減だった。2003年の第1四半期(−1.5%)以降、2年ぶりに減少に転じたのだ。

このように経済成長と実質所得の間にギャップが生れたのは、貿易条件の悪化で国民所得の実質購買力が低下し、経済が成長しても所得は増えないからである。

韓国銀行・経済統計局国民所得チームの朴鎮旭(パク・ジンウク)次長は「体感景気が悪化しているのは第1四半期の経済成長率が低く、国際原油価格など原料価格が急騰したうえ、海外での競争が激化してから半導体などの主力輸出品の単価が下がったためだ」と分析した。

一方、第1四半期の国内総投資率は、各企業が設備投資を憚ったため、2002年第1四半期(25%)以来最も低い25.7%増に止まった。



鄭景駿 news91@donga.com