Go to contents

専門大学、政府の差別的な教育政策に反発

専門大学、政府の差別的な教育政策に反発

Posted May. 26, 2005 03:22,   

한국어

同日のデモには与党ヨルリン・ウリ党の丁世均(チョン・セギュン)、野党ハンナラ党の姜在渉(カン・ジェソプ)院内代表も参加し、類を見ないデモに徐南洙(ソ・ナムス)次官補たち教育人的資源部の関係者は、困惑した様子だった。

大会の関係者は、「当初、教授の剃髪、街頭デモも考慮したが、有識者らしく行動することにした。しかし、今後も政府が関心を示さなければ、教授が街頭に出る事態も起こるだろう」と述べた。

▲職業教育に対する無関心に反発〓専門大学(日本の短大に当たる)は最近、大学教育の改革政策で専門大学が事実上排除されていると認識している。

15校の研究中心大学を育成し、残りは就職中心の産業人力特性化大学に再編するという金振杓(キム・ジンピョ)教育副首相の3月の発表が専門大学を刺激した。専門大学の領域を侵したということだ。

教育革新委員会が12日発表した「職業教育体制革新方策」も、実業高校と専門大学の連携教育のみを部分的に見直しただけで、専門大学の職業教育をどのように行っていくかに対する内容がないということ。

実際、昨年、4年制大学には1兆832億ウォンが支援されたが、専門大学はその10分の1水準にすぎない1750億ウォンのみが支援されるなど、十分な支援が行われなかった。

専門大学教務処長協議会の金栄珍(キム・ヨンジン、キョンボク大学学士支援処長)会長は、「教育革新委員117人のうち、専門大学の関係者は4人に過ぎないことを見ても政府がどれほど疎かにしているかが分かる」と述べた。

▲専門大学の特性化を真似する4年制大学〓専門大学は05学年度新入生募集定員の17.7%の4万7083人を募集できなかった。ここに産業大学、技能大学、サイバー大学、大学生涯教育、単位銀行制などが乱立し、学生募集をめぐる競争は厳しさを増している。

4年制大学の卒業者に比べて報酬、昇進、社会認識で差別が深く、教育と資格証の連携がうまくつながっていないため、職業教育のアイデンティティが探し難いというのも専門大学の不満の一つだ。

また、眼鏡光学科、歯衛生科、フードデザイン科、ペット科など専門大学が特性化した21の専攻を27の4年制大学が開設するなど、「真似」が多いのも専門大学を悩ませている。

ソラボル大学の崔錫圭(チェ・ソクギュ)企画室長は、「ペット学科は43の大学で開設したため、学生の募集が難しく、閉科する学校が現われているのが実情だ」と述べた。

▲授業年限の自律化〓専門大学教務処長協議会は専門大学、産業大学、技術大学の区分をなくし、「産業人力養成教育中心大学」に再編した後、授業年限、学生選抜、教育課程の運営を自立的にできるように法令の改正を求めている。

同協議会は、現在2、3年の過程になっている専門大学の授業年限を自律にし、各省庁に分散している職業教育を専担する機関の設置や職業教育機関に対する行政的・財政的差別も撤廃すべきだと主張している。

これに対して教育部は、「授業年限の自律化などは全体的な人力養成とかみ合っている問題だ。要求事項を慎重に検討する」と述べた。



李寅𨩱 inchul@donga.com