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ロッテ千葉の李承鎏、5試合連続本塁打

Posted May. 23, 2005 03:31,   

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日本プロ野球史上、最高の外人選手とされる阪神のランディ・バースはMVP(最優秀選手)を取った1985年と1986年、大きな挫折を味わわなければならなかった。

英雄・王貞治の名誉を守るための日本投手の団結心は憎らしいほどだった。彼らは、バースが1985年、王の55本塁打に1本差で追い付いた時と、1986年、王の7試合連続本塁打とタイを成した時、あからさまにわざと四球を濫発した。

それから20年が過ぎた今年。韓国の国民打者、李承鎏が王の連続試合本塁打に挑戦状をたたきつけた。李承鎏は三星(サムスン)時代の03年、56本塁打を打ち、39ぶりに王の1シーズン本塁打記録を破った主人公。

李承鎏は22日、千葉マリーンスタジアムで行なわれた中日とのホーム戦に6番左翼手で出場し、3回にソロ本塁打を放ち、18日の広島戦から続けて来た連続本塁打記録を5試合に増やした。

シーズン10号であると同時に、1999年7月、自分が立てた6試合連続本塁打に1試合差に近づいた本塁打。マリンズのチーム記録も6試合だ。

李承鎏の記録達成が期待されるのは「5月男」の名声のため。彼は54本塁打を打った1999年5月と、アジア本塁打記録を立てた03年5月には、15本のアーチを描いた。

李承鎏の打撃上昇の勢は初打席から感知された。4−0とリードした1回、ノーアウト1塁から中田賢一の直球を打ってライト前ヒット。3回には、ボールカウント1−1から、中田が投げた時速130kmのフォークボールが高めに入ってくるや思いきりよく打ち、センターのフェンスを越えた。4回は三振、8回はフライだったが、6回はライト前ヒット。

5打数3安打の猛打賞の李承ヨプは、打率も3割2分5厘に上がった。規定打席にはちょっと足りないが、打率は5位圏、本塁打は6位。

日本のマスコミは、「アジアの本塁打王が復活した」と興奮を隠さなかった。

産経スポーツは、「日本とアジアの野球ファンが待ちに待ったアジアの大砲がいよいよ本格的に撃ち始めている」と書き、スポーツ報知は、「ファンは真の英雄を知っている。やはり努力は裏切らない」と誉めたてた。

李承鎏は前日のインタビューで、「いよいよ努力の成果が出せるようだ。出産を控えた妻が今日のシーンを見てものすごく喜んだはず」と言いながら明るく笑った。



zangpabo@donga.com