Go to contents

登録金38億ウォン横領し株式投資 サイバー大総長拘束

登録金38億ウォン横領し株式投資 サイバー大総長拘束

Posted May. 18, 2005 22:33,   

한국어

ソウル地方警察庁捜査課は18日、学生の登録金数十億ウォンを横領した疑い(特定経済犯罪加重処罰法上業務上横領など)で、ソウルデジタル大設立者兼副総長である黄仁泰(ファン・インテ、45、写真)容疑者を拘束したと発表した。

警察によれば、黄容疑者は03年1月、ソウルデジタル大の運営用役業者であるM社代表を兼任していた当時、納品業者であるW社にソフトウェア費用5億5000万ウォンを支払うかのように書類を作った後、このうち3億5000万ウォンを現金で返済させた。

M社はデジタル大がオンライン講義をする時必要なオンラインシステムとコンテンツを提供する会社で、00年8月に黄容疑者らが設立した。

警察は、黄容疑者がW社に支払った費用を大学側に入試広報費名目で請求し、学生の登録金を横領したと説明した。

警察によれば、黄容疑者はこのような手法で03年2月から今年2月までの25カ月間、38億3000万ウォン余りを横領した後、ブローカーと関連業者に謝礼金名目で7億8000万ウォン余りを与え、残り30億4000万ウォン余りを着服したという。

黄容疑者はこの過程で、法人税など税金4億8000万ウォン余りを脱税した疑いも受けている。

経済新聞記者出身である黄容疑者は昨年の総選挙当時、ハンナラ党比例代表の24位にランクされ、現在は予備順位で第2順位につけている。昨年11月からは、朴槿恵(パク・グンヘ)代表のデジタル特別補佐官でもあった。

警察は、「黄容疑者は個人的な借金返済に10億ウォン、株式投資に7億ウォンを使うなど、横領額の大半を個人的な目的で使ったが、政界要人への資金提供はないことがが確認された」と言った。

これに対し、デジタル大顧問弁護士である鄭宙植(チョン・ジュシク)弁護士は、「黄容疑者が横領したと明らかにした金額のうち、学校と直接係わる部分は2億2000万ウォン余りに過ぎない。M社が学校に請求した金額のうち20億ウォンはまだ支給していないし、4億ウォン程は請求さえされなかった」と釈明した。

一方、ハンナラ党関係者は、「黄容疑者が10日、朴代表のデジタル特補職を辞退した」と発表した。



needjung@donga.com