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夫があやしい

Posted May. 09, 2005 23:08,   

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季節の女王といわれる5月は結婚シーズンだ。一緒の暮しを始める2人にとって性的な結合は、大変重要で大きな変化となる。性に関して、オープンで自由な今の若い世代は、夫婦関係について別に悩みなんかなさそうだ。しかし、結婚という不慣れな環境での実戦は、確かに訓練とは違う。

●結婚初期のねばりのある分泌物・・・多くの場合、接触性膀胱炎の恐れがある

1年前に結婚した主婦のチャ(28)さんは、「夫から性病が移ったのでは」と病院を訪ねた。新婚の時から性関係の後、性器のまわりが腫れてひりひりと痛くなったためだ。粘りのある分泌物も出た。初めだからだと思ってあまり気にしなかったが、性関係の度に同様の症状が現われた。

チャさんも夫も性病は患っていない。診断の結果は「ハネムーン膀胱炎」。チャさんは尿道が人より短いほうで、性関係中に細菌に感染する危険性が高い。抗生物質の服用で簡単に治るものだが、いつも清潔に気を付けて再発を予防しなければならない。

●初夜はどうだったかって?そりゃしていないからわからん!

女性の膣の筋肉が硬直していると、自然な性関係はできない。宗教の理由などから女性が性関係を過剰に負担に思ったり、恐れたりした場合、このような問題が起きる。妊娠への恐怖感からも同様の問題が起きることがある。

実際に女性の「膣痙れん」のため、結婚から1、2ヵ月経っても性関係が持てない夫婦が案外多い。無理やり挿入を試みてもうまくいかないため、男性も心理的にい縮して勃起不全になる恐れもある。こうなると、ひどい場合は1年以上も性関係を持たないこともある。

夫婦の性関係が思うままにいかない時、焦ることは役に立たない。性器の挿入は考えず、30分ぐらいの愛撫だけにしてみよう。1ヵ月経っても何も変化がなければ、外科診断や薬物治療を考慮したほうがいい。

●私をほったらかして密かにマスターベーションをするなんて

男性の多くは結婚後も自慰行為を続ける。1990年代の米統計によると、結婚した男性の85%、女性の45%が年に1回以上の自慰行為をするという。しかし、自慰行為が夫婦の性関係を妨げるとは言えない。性関係が十分ではないので、自慰の回数が多くなることはあっても、逆に自慰のため、性関係が減ることは極めて珍しい。

●うって変わる夫・・・もしかしてセックス中毒なのでは?

結婚2年目の主婦ヤン(28)さんは、「ふだんは優しい夫だが、雰囲気が高まって興奮すると、一方的な行為に夢中になる」と不満を漏らした。しかし、性関係中に変わった行為を強要したり、時と場所を問わないくらいでなければ、「中毒」を心配する必要はない。

どの人にも自分の好きな性関係のパターンがあるものだ。好きなようにセックスがうまくいけば、生物学的な満足感は得られる。しかし、ヤンさんの夫の場合は、相手に求めらることを与えることで得られる情緒的な満足感にも気づく必要がある。

2人とも満足できる性関係を持つことは簡単ではない。「ともに満足したい」という思いが、ややもすればストレスになりがちだ。1回の性関係で互いにバランスをとるのが難しければ、いずれかの一方が好むスタイルで交互に関係を持つことが望ましい。

(助言〓ソウル峨山病院精神科のユ・ハンイク教授、永洞セブランス病院泌尿器科のチェ・ヒョンギ教授)



sohn@donga.com