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「観測以来最も暑い夏」予測通り?

Posted May. 01, 2005 23:30,   

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今年は本当に、一番暑い年になるのだろうか。

日中の最高気温が34℃まで上がるなど真夏のような暑さが4月末から続いている。「今年は気象観測を始めて以来、一番暑い年になる可能性がある」という米航空宇宙局(NASA)のゴダード宇宙研究所のジェームス・ハンセン博士の予測もあって、「季節の女王」5月初めに初夏の暑さを経験している市民の反応は尋常でない。

気象庁も、今年は夏(1日の平均気温が20℃以上)が平年(5月30日)より一週間以上早く始まるという長期予報を出して、「一番暑い年」の仮説は徐々に現実化している様子だ。

▲40ヵ所の観測所で4月の最高気温更新〓4月30日、韓半島の南にあった高温多湿の空気が急に入り込み、ソウルの日中の最高気温が、4月の気温としては1904年の気象観測開始以来最も高い29.8℃を記録した。従来の記録は1989年4月21日の29.4℃。

同日、ソウルをはじめ寧越33.3℃、仁川(インチョン)32.7℃、春川(チュンチョン)31.5℃、清州(チョンジュ)31.3℃、水原(スウォン)30.5℃、大田(テジョン)30.4℃、大関嶺(デクァンリョン)30.1℃など、22の地域で4月の日中最高気温の記録を更新した。先月28日には、慶北盈鄹(キョンブク・ヨンドク)が34℃を記録したりもした。

▲ソウルの夏、100年前より20日長くなる〓ソウル大学地球環境科学部の康仁植(カン・インシク)教授チームは、最近発表した論文である「韓半島の気候変化による生活環境の変化」で、1909年から2003年までの気候を分析した結果、ソウルの冬は30日、真冬は25日ぐらいそれぞれ減ったことが分かったと発表した。反面、ソウルの夏は20日、真夏は10日増えたことが調査の結果分かった。



orionha@donga.com