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南北首脳のモスクワ会同、来月は実現されないもよう

南北首脳のモスクワ会同、来月は実現されないもよう

Posted April. 07, 2005 22:50,   

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5月9日にロシア・モスクワで行なわれる第二次大戦勝利60周年記念式典で、南北(韓国・北朝鮮)の首脳が会うのはむずかしいものとみられる。丁宇声(チョン・ウソン)大統領外交補佐官は7日、ブリーフィングを行い、北朝鮮・金正日(キム・ジョンイル)総書記の出席について「金総書記が来るのはむずかしいものと判断している」と述べた。

丁補佐官は「同行事に出席する他国の首脳らのほとんどは、ロシア側に出席意向を通報している」とし「しかし、金総書記が来るとの通知は依然としてなく、北朝鮮から誰が来るかも知らずにいる」と説明した。盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領は、この行事に出席するため、5月8〜10日、ロシアを訪問するのに続いて、5月10〜12日、ウズベキスタンを国賓訪問する。

一方、大統領府・青瓦台(チョンワデ)は7日、マスコミ各社に配った「盧大統領ドイツ・トルコ訪問(10〜18日)の参考資料」を通じて、第二次大戦の後、ドイツが行なった戦争被害国に対する謝罪・賠償の実態を詳しく公開し、謝罪と賠償に消極的な姿勢を示している日本を、迂回的に批判した。

同資料によると、ドイツは1956年6月に「ナチ政権犠牲者への連邦賠償法」が発効されて以降、03年までで総額614億ユーロ(約8兆円)の賠償金を支払っており、「犠牲者が生存しているかぎり、賠償を行なう」との原則のもと、今後も少なくとも100億ユーロ以上の賠償が見込まれているとのこと。

また、1951年にアデナウアー元首相が「ナチ犯罪被害者に対する精神的かつ物質的な補償が必要とされる」ことを明らかにした後、ブラント元首相をはじめとするドイツの政治指導者たちが、ナチ時代の蛮行に謝罪した事例も具体的に紹介している。



jnghn@donga.com