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中高校に吹く、内申課外授業の熱風

Posted March. 23, 2005 22:39,   

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現在の高校1年生から、学校生活記録簿教科評価が絶対評価から相対評価に変わるなど、大学入学試験で内申の比重が大きくなることで、学生たちに「内申課外授業」熱風が吹きつけている。

公教育正常化措置で内申比重を強化した08学年度以後の大学入試制度が発表されたが、実際の教育現場では私教育の依存がよりひどくなっており、教育当局の政策主旨が顔負けだという指摘が出ている。

本報の教育チームがソウル江南、蘆原、陽川、鍾路区(カンナム、ノウォン、ヤンチョン、チョンノグ)の中高校7校の中学3年生と高校1年生856人にアンケート調査した結果、前年に比べ、塾の受講比率が増加したことが分かった。

高校1年生の場合、国語、英語、数学科目を全部受講する学生は全体の54.2%で、この学生たちが中学3年生の時の受講比率40.7%より13.5%増えた。

また、大学入試で論述がより重要になったことから、国語の受講の比率が43.2%から59.5%と、16.3%も増加したことと分析された。

中学3年生も国語、英語、数学の課外の比率が56.5%で前年比6.1%上昇した。

高校1年生の応答者の94.7%は、「内申負担が大きい」と答え、新しい大学入試制度の初の当事者たちが感じる重圧感は相当大きいようだ。

このような雰囲気を反映するかのように、一線高校では内申に対する関心のため、父兄たちの学校訪問が急増し、塾では内申を集中管理してくれる講座が人気を呼んでいる。

16日、1年生の父兄総会を開催したソウル江南区逸院洞(イルウォンドン)のチュンドン高校の場合、昨年は1年生450人のうち、半分にも満たない200人ほどの父兄が出席したが、今年は350人余りが出席した。

金春光(キム・チュングァン)チュンドン高校教頭は、「1年間の学事日程、遂行評価規定、学生簿生活指針などを説明したが、父兄たちの関心は『試験が難しくなるのか』にだけ注がれていた」と述べた。

高校1年生の子女を持つソウル江南のある父兄は、「内申で1等級を受けることができなければ、名門大の進学はあきらめなければならない。科目1位同点者が8%を越えたら、大学が半分だけを認めるので、1等級がないかも知れないと言うので不安だ」と言った。

ソウル瑞草区(ソチョグ)セファ女子高のパク・ボムス教諭は、「内申の膨らましに対する措置が出た後1等級が受けにくくなり、父兄たちの間に内申への不安がもっとひどくなった。学校間の学力格差を無視した画一的評価は問題がある」と指摘した。

内申比重強化によって、塾のほうも非常事態になった。特定科目の各専門塾は全科内申管理塾への転換を急ぎながら、近くの6〜8校の高校別内申組を作ったり、有名講師を招いて連日特講を開いている。

各塾は高校の既出問題はもちろん、授業ノートまで入手した後、教師の出題傾向を分析して予想問題集を作り、CDで作って学生たちに提供している。

芸術体育の能力課外授業も多く、競走、繩跳び、跳馬課外までする。

ソウル江南のある探求科目塾長は、「修学能力試験(日本のセンター試験に相当)の出題方式が変化したため廃業する探求科目塾が多かったのに、新しい大学入学試験制度では内申比重が強化され、塾にとっては本当に幸いだ。08学年度大学入試制度は塾には全然不利でない」と言った。



李寅𨩱 李那姸 inchul@donga.com larosa@donga.com