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テコンドー、K−1より面白くなる

Posted March. 11, 2005 22:41,   

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テコンドーがよりダイナミックになる。

世界テコンドー連盟(WTF)は11日、スイス・ローザンヌの国際オリンピック委員会(IOC)本部で臨時執行委員会を開き、テコンドーの試合ルールを画期的に変えた。

最も注目されるのは、来月13日から5日間、スペイン・マドリードで行われる第17回世界選手権からさっそく適用される、延長戦サドンデスの導入と男子部の2分3回戦への試合時間短縮だ。

サドンデスは、3回戦までに同点の場合、直ちに延長戦に入り、一発で勝負を決める方式。これまであいまいな基準でトラブルが多かった優勢勝ち判定をなくし、試合の緊張感を高めるという意図だ。

3分3回戦を2分3回戦に変えたのは、試合のスピードをあげ、攻撃的なプレーを誘導するための戦略だ。

来年以降を狙った改善案も用意された。競技場規模を12×12mから10×10mに狭めたため、後ずさりしながらポイント防衛をする選手には不利になった。

現行のルールにも盛り込まれてはいるが、ほとんど使われない拳技を活性化し、選手の安全のためにグローブを着用させる方針。副審を3人から4人に増やし、判定の公正さを高め、電子保護装備とカラー服の導入も推進する計画だ。

ジャック・ロゲIOC委員長が出席した中、会議を主催した趙正源(チョ・ジョンウォン)WTF総裁は、「今回の執行委員会はテコンドーの発展のための歴史的な会議だった。テコンドーがオリンピック種目として国際的な地位を高めることに大きく寄与するだろう」と評価した。

ルール改正に対し、国内の関係者は歓迎するムード。昨年、アテネ・オリンピック代表チームを率いた金セヒョク・エスワン監督は「これまでは足だけを使っていたため、高難度の攻撃を成功させても倒れてしまう場合が多く、興味が半減した。足に続いて拳技が連続で入ると、身体のバランスがとれて倒れることはない」と話した。

監督はまた、「古い問題だった判定トラブルが減り、緊張感ある試合が行われると、テコンドーの本場である韓国のスタンスもともに高まる。競争国の激しい挑戦に立ち向かい、新ルールに一日も早く慣れるようにしなければならない」と述べた。

一方、WTFは同日、オリンピック公式スポンサーである三星(サムスン)電子とグローバル・パートナーシップ契約を結んだ。



張桓壽 zangpabo@donga.com