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「制限数値」網渡り…ひょっとしたら「糖尿」

「制限数値」網渡り…ひょっとしたら「糖尿」

Posted February. 13, 2005 22:47,   

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●準糖尿、「まだ安全」ではなく「すでに危険」

空腹血糖100〜126mg/dL、または食後2時間の血糖140〜200mg/dLで正常範囲よりは高く、糖尿病診断基準よりは低い状態を準糖尿と言う。

江北三星(カンブク・サムソン)病院検診センターの03年の資料によると、50歳以上男性の30%、女性の20%が準糖尿だ。準糖尿の約3分の1は、10年内に糖尿病に進行するとされている。

準糖尿の人は、糖尿病だけでなく心臓病、脳卒中などの他の病気にかかる危険性も高い。

一度基準値を超過して糖尿病患者になれば、一生病気を抱えながら生きていかなければならない。このため、Yさんのように準糖尿判定を受けた場合、「それでもまだ糖尿ではない」と安心するよりも、「すでに糖尿も同様」と心配した方がいい。準糖尿の他の表現は「糖尿病の前段階」だ。

●努力すれば取り戻せる

しかし準糖尿の血糖は、運動や食事調節を通じて正常水準に下げることが可能だ。

何よりもお腹の余分な脂肪を取って体重を減らすことが急務。一日の摂取量を1500Cal程度に制限して、規則的に運動する。毎日約30分は汗を流す。早く歩くのもいい。

米国の「糖尿病予防プログラム(DPP)」が、最近3年間の準糖尿3234人を対象に調査した結果によると、糖尿病治療薬を服用するよりも、運動と食事で生活習慣を矯正する方が效果的であることが分かった。

●自家血糖測定、病院検査と並行

血糖は予告なしに上がる。準糖尿を経験した人は、危険水準を脱した後も、血糖チェックを生活化した方がいい。最近は10万ウォン内外の自家血糖測定機が出ていて、利用に便利である。

しかし、自家測定にだけ依存しすぎてもいけない。病院での血糖検査は、血液の赤血球、白血球、血小板を黄色い血漿(けっしょう)にする。指の先を針で突いて血を出して使う自家測定値は、病院での血漿血糖検査の数値より10〜15%ほど低い。

空腹血糖140mg/dLの糖尿病診断基準が自家測定では120mg/dL程度になる。自家測定は、あくまでも糖尿病の危険を早期に発見するための補助手段だ。準糖尿だった人は、自家測定に異常がなくても、毎年病院の検査を受けなければならない。

(アドバイス=三星ソウル病院内分泌代謝内科の李ムンギュ教授、漢陽大病院内分泌内科のアン・ユホン教授)



孫宅均 sohn@donga.com