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次期警察庁長官内定者、兵役検査で色盲の判定

次期警察庁長官内定者、兵役検査で色盲の判定

Posted January. 13, 2005 22:59,   

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次期警察庁長官に内定した許准栄(ホ・ジュンヨン、52)ソウル地方警察庁長の国会人事聴聞会を一日後に控えた14日、許内定者の兵役不正疑惑が提起された。

13日、国会行政自治委員会の劉正福(ユ・ジョンボク、ハンナラ党)議員によれば、1973年3月21日、大邱(テグ)統合病院で身体検査を受けた許内定者は左右の裸眼視力がそれぞれ0.08と0.06、そして色盲ということで「2乙種」の判定を受けた。

同年8月7日の2回目の身体検査でも左右の裸眼視力が0.06と0.02であり、色盲ということで「補充役」としての服務が決まった。

このため、許内定者は1976年2月21日から翌年の2月19日まで、ソウル龍山(ヨンサン)区の国軍映画制作所で警戒勤務を務めた。このように補充役で服務した許内定者が、1984年外務考試の警正(警察公務員の階級のひとつ)特別採用を通じて警察に入った過程をめぐって疑問が提起されている。当時の警察公務員任用令の施行規則によれば、視力基準は「裸眼視力0.3以上、矯正視力0.8以上で、色盲でないこと」と定められている。

ある眼科専門医は、「軽い色弱の場合は後で消えることもあるが、色盲が無くなることはありえない」と話した。

許内定者が軍に服務しながら休学をしないで高麗(コリョ)大学行政学科4年生の過程を終えた経緯も釈然としない。

これに対して許内定者側は、「当時補充役は1日24時間勤務して2日を休む体制であったし、軍服務期間中には必ず休学しなければならないという根拠もなかった」とし、問題がないという姿勢を示している。

しかし、本紙が確認したところ、許内定者は1976年の1学期と2学期にそれぞれ20単位を申請して、月曜日から教練の科目が入っていた土曜日まで一日も欠かさずに受講していたことが明らかになり、果たして軍服務と学校生活を併行できたのか疑問である。



needjung@donga.com