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米、昨年北朝鮮に「レッドライン」を通告

米、昨年北朝鮮に「レッドライン」を通告

Posted December. 23, 2004 22:51,   

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米国のプリチャード元韓半島和平担当特使は23日、読売新聞との会見で、米国は03年8月、北朝鮮に対し、米国が核関連物質の第三者への移転を「真の限界線(レッドライン)」と設定し、「この段階を越えた場合は、厳しい対応を取らざるを得ない」との見解を伝えていたことを明らかにした。

現在、ブルッキングズ研究所の客員研究員である同氏は、当時、北朝鮮当局者に会い、こうした意見を伝えたと述べた。同紙はまた、外交筋の話として、北朝鮮がこれをプリチャード前韓半島和平担当特使の個人的な見解ではなく、ブッシュ政府の政策として受け取ったようだと伝えた。

北朝鮮は、プリチャード氏が限界線について伝えた昨年8月以降は、核移転による威嚇を控えている。プリチャード氏は、また「ブッシュ政権が北朝鮮の少量の核に留意していないのは明白」と付け加えた。これと関連し読売新聞は、ブッシュ政府が、北朝鮮の核開発を防ぐことよりは、現実的な選択肢として、核関連物質の輸出・移転阻止をさらに重視している点を示唆したもの、との見方を示した。



hanscho@donga.com