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ソウルの経済力、済州の24倍

Posted December. 20, 2004 22:47,   

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首都圏に経済力が集中し続け、首都圏と非首都圏の経済力の格差が広がっていることが浮き彫りになった。しかし、2000年以降は経済力の格差の広がり方があまり激しくない。

一人当たりの所得が最高の蔚山(ウルサン)と最低の大邱(テグ)の所得格差は3.3倍だった。

韓国銀行(中央銀行)が20日発表した「地域内総生産(GRDP)で見た地域経済の現状および主な特徴」によると、02年全国比地域別GRDPの割合は、ソウル(21.9%)、京畿道(キョンギド、21.1%)、慶尚南道(キョンサンナムド、6.8%)、慶尚北道(キョンサンブクト、6.6%)、釜山(プサン、6.1%)、仁川(インチョン、4.9%)、蔚山(ウルサン、4.9%)などの順だった。

済州(チェジュ)は0.9%で一番低く、光州(クァンジュ、2.3%)、大田(テジョン、2.4%)、江原(カンウォン、2.5%)などが、下位グループを形成した。

ソウルと京畿道の経済力は、最下位である済州の23倍以上だった。

首都圏(ソウル、仁川、京畿道)の生産の割合は、47.9%で、1985年(42.0%)に比べて5.9ポイント高まった。ところが、ここ3年間首都圏の生産比重は、00年47.2%、01年47.1%などと47%台を維持している。

一人当たりの所得(一人当たりのGRDP)の全国平均は、1225万ウォンであり、蔚山は2687万ウォンで最高だった。△忠清南道(チュンチョンナムド・1474万ウォン)△慶尚北道(1396万ウォン)△忠清北道(チュンチョンブクト・1342万ウォン)△全羅南道(チョルラナムド・1334万ウォン)△慶尚南道(1302万ウォン)△京畿道(1282万ウォン)△ソウル(1275万ウォン)なども、全国平均を上回っている。

経済規模の大きいソウル、京畿道、慶尚南道は、生産額に比べて人口が相対的に多いため、一人当たりの所得は中間順位に止まった。

一方、大邱は901万ウォンで、全国で一人当たりの所得が最低だった。△光州(933万ウォン)△釜山(958万ウォン)△江原(962万ウォン)△全羅北道(チョルラブクト・970万ウォン)△大田(980万ウォン)△済州(1013万ウォン)△仁川(1097万ウォン)なども、一人当たりの所得が全国平均を下回った。

一人当たりの所得下位3地域の上位3地域に対する割合は、1985年70.0%から02年61.8%へ低下し、地域別の所得格差が次第に広まっている傾向が浮き彫りになった。



李康雲 kwoon90@donga.com