男７３歳・女８０歳…韓国人の平均寿命５年延びた

韓国人の平均寿命は、男性７３．３８歳、女性８０．４４歳で、全体平均７７．０歳になるという調査結果が出た。とくに女性の平均寿命は経済協力開発機構（ＯＥＣＤ）メンバー国の女性平均８０．６歳に接近していることが分かった。

統計庁が２０日発表した「２００２年生命表作成結果」によると、０２年を基準に男性の平均寿命（出生当時の期待寿命）は、７３．３８歳で、０１年の７２．８４歳に比べて０．５４年が、１９９１年の６７．７４歳に比べて５．６４年延びた。

女性の平均寿命は、８０．４４歳で前年度の８０．０１歳より０．４３歳、１９９１年の７５．９２歳より４．５２年延びた。全体平均寿命は、前年比で０．４７年、１９９１年比で５．２８年延びた。

韓国人の平均寿命は、ＯＥＣＤメンバー国の平均寿命（男性７４．７歳、女性８０．６歳）に比べ、男性は低く、女性は同様の水準だった。

男女間の平均寿命の違いは７．０６年で、前年度（７．７１年）と１９９１年（８．１８年）に比べて減っている。男女の寿命の違いは、１９８５年に８．３７年まで延びて以来、毎年縮まっている。

これに対し、統計庁は「男性が健康管理に積極的になり、４０代の肝臓疾患死による死亡率が減ってきているためだ」と説明している。

孔鍾植 kong@donga.com