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米「北朝鮮体制の変形を誘導」

Posted December. 08, 2004 22:51,   

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米ホワイトハウスの国家安保補佐官に内定したヘドリー氏は「米国は、北朝鮮体制を交代(regime change)させたり崩壊させる計画を持っておらず、漸進的に北朝鮮の体制を『変形(regime transformation)』させていく、という立場だ」と述べた。

鄭義溶(チョン・ウィヨン)、朴振(パク・ジン)、蔡秀燦(チェ・スチャン)議員など与野党議員9人からなる国会・訪米代表団(団長:金ヒョッ珪議員)は7日、ワシントンで、韓国特派員との懇談会に臨み、米政府高官との面談内容を紹介し、このように伝えた。金団長は、とくに「体制変形」について同席した国家安全保障会議(NSC)のグリーン・アジア担当選任補佐官が「もう少し具体的に話せば、経済体制の変形」だと説明した、と伝えた。

ヘドリー氏は、また「6カ国協議の枠組みのなかで北朝鮮の核問題を解決する、というのがブッシュ大統領の確固たる立場」だとし「北朝鮮を6カ国協議に復帰させるため、一種の『管理された圧迫(managed pressure)』が必要とされ、5カ国が団結するのがその一環と考えられる」と付け加えた。アーミテージ米国務省副長官は、同代表団に「米国には、北朝鮮を侵攻する意思がない」と強調し「ただし、6カ国協議が失敗した場合、同盟諸国と国連安保理に付託する問題を協議するようになるだろう」と話した。

開城(ケソン)工業団地事業について、ヘドリー氏とアーミテージ国務省副長官は「良い構想であり、米国の技術と法律の範囲内で、最大限に支援する方針」と話した。北朝鮮への軽水炉建設に関連し、アーミテージ副長官は「北朝鮮が先に核を放棄すれば、電力需要を充足させる他の方法が協議でき、そのため北朝鮮の電力事情を調べる意向もある、との点をすでに北朝鮮側に伝えてある」と説明した。

また「米国は、北朝鮮軽水炉建設を進めてきた韓半島エネルギー開発機構(KEDO)の将来を確信できないが、6カ国協議の障害にならないように、完全に中止するよりは保留(suspension)することに同意した」と話した。



金昇鍊 srkim@donga.com