Go to contents

知ってて飲めば…酔いにくくなる

Posted December. 05, 2004 23:23,   

한국어

▲まず、のどの渇きや食欲をやわらげろ〓夕方の渇きや空腹をお酒で癒すと、飲みすぎになりがちだ。お腹が空くと当然、何でも美味しく思える。「最初の一杯」も同じだ。空腹のまま酒を飲んで「今日はいける」と叫ぶ前に、ご飯をきちんと食べてお水を飲もう。

酒を体の毒にしないためには、どの程度で飲むのを止めればいいのか。医師は飲酒量にかかわらず、アルコールの摂取を1日50グラム以下に抑えることを勧める。酒の種類にあった輩で、それぞれ3〜5杯を飲むと、約50グラムのアルコールを取ることになる。この程度のアルコールなら、体の大きな負担にはならない。

ゆっくり飲むことも大事だ。1時間に分解できるアルコールの量は限られている。一度に大量のアルコールを取ってしまうと、分解できる量より多くのアルコールが吸収される。こうなると、血中のアルコール濃度が急上昇し、すぐ酔いが回る。

▲肴を多めに取ると、飲み過ぎても大丈夫?〓酒飲みが盛り上がる前に、豚の三枚肉のような脂っぽい食べ物を食べることを勧める人がいる。「脂気が胃によるアルコールの吸収を遅くする」ということ。しかし、飲みすぎにはいかなるものであっても、安全装置にはならない。脂っぽい肴は腹部肥満につながるだけだ。

肴を十分食べたほうがいいというのは、休まずアルコールを分解することになる肝臓の働きを助けるためだ。高タンパクと高脂肪の肴は胃に留まる時間が長く、アルコールの吸収を少し遅らせる。しかし、アルコールは分解されず、そのまま胃で吸収されるので、その効果は極めて小さいという。

肴をいかにたくさん食べても、のどを通ったアルコールは30分以内でほとんど吸収される。肴を食べるのはアルコールの吸収を遅くするためではなく、飲む量を少なくするためだ。

塩辛い肴も避けたほうがいい。のどが渇き、酒が進むためだ。辛い肴は疲れている胃にさらなる負担を与える。脂気の少ない肉類や繊維質の多い野菜が格好の肴になる。

▲飲み混ぜると翌朝、後悔する〓ひどい二日酔いを避けたいならば、飲む酒は1種類のみにする。ビールに違う種類の酒を混ぜ合わせて飲む「爆弾酒」は最悪だ。ビールの炭酸ガスが、ビールに「丸ごと」混ざった焼酎や洋酒のアルコールを吸収しやすくするためだ。肝臓のアルコール分解の働きもすぐ限界を超えることになる。

酒を混ぜて飲むとアルコールが分解された後も、しばらく頭の痛い状態が続く。二日酔いからくる頭痛は、酒に香と色を加える添加物がもたらす。複数の添加物が混ざると、さまざまな化学反応を起こして頭痛はさらにひどくなる。

▲歌や嘔吐は酔い覚めに効く?〓酔い覚めを速くする秘訣はない。時間が経つと、自然にアルコールが分解されるだけだ。アルコールの分解を助ける食品がいくつかあるが、医師は小さな効果だけを信じて、つい飲み過ぎになることを警戒するようアドバイスする。

吐き気がしたときに我慢することはない。しかし、アルコールは吸収が速いため、吐いたものは肴で食べたものが多い。吐いて酔いが覚めたように思えるのは、単なる心理的な効果に過ぎない。酔い覚めしたいと、むりやり吐いてしまうと、食道と胃の間にある血管が破れたり、胃酸が逆流して食道がんを引き起こす恐れがある。

歌って踊ることは、呼吸と汗によるアルコールの排出につながる。しかし、さらに期待される効果は、歌って踊るため飲む酒の量が少なくなることだ。

(アドバイス〓延世(ヨンセ)大学医学部薬理学教室の金キョンファン教授、セブランス病院内科の金ウォンホ教授、泳洞(ヨンドン)セブランズ病院精神科のナムグン・ギ教授、サムスンソウル病院家庭医学科の李ジョングォン教授)



孫宅均 sohn@donga.com