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他組織から答えをもらって伝送

Posted November. 28, 2004 23:01,   

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携帯電話を利用した光州(クァンジュ)地域大学修学能力試験の不正行為加担者が4つの組職183人に増えた。

また、大学生が浪人の友達に頼まれて今年修学能力試験を受けて、全科目の答えを送った事実が追加で明らかになった。大学生がいわゆる「選手」として活動したことが確認されるのは初めてだ。

▲警察の捜査〓全羅南道(チョンラナムド)地方警察庁は28日「文字メッセージ送受信記録と関連者の陳述などを分析した結果、捜査の対象者が女子高校生6人を含めて4つの組職183人に増えた」と明らかにした。

141人の大規模な生徒が加わったJ高校組職とK高校が中心となった第2組職(25人)、他のK高校が中心となった第3組職、一部女子生徒が加わった第4組職(女子学生6人含めて合わせて8人)などだ。

拘束されたK氏(24、女性)など代理試験不正受験者2人を含んだ場合、捜査の対象者は合わせて185人だ。警察によれば、K高校の金君(18)らは光州地域の5校の生徒10人に「答えを送る」とし、1人当り10万〜30万ウォンずつ計210万ウォンを集めて、170万ウォンを使った。

しかし、金君らは成績優秀者である「選手」確保に失敗して、J高校の組職に加わった同じ学校の友達一人に個人的に頼んで答えを伝送してもらった後、これを「中継ぎ者」を通じて、他の生徒たちに送った。

警察は同日、金君らK高校生2人に対して、不正行為による公務執行妨害の疑いで逮捕状を申請した。

また、警察は他のK高校生7人が同じ高校生を中心に、携帯電話による不正行為を共謀して計画まで立てたが、「選手」募集に失敗して実行に移すことができなかったと明らかにした。

また、警察はJ高校組職の中継ぎ者の一人がガールフレンドに答えを携帯電話の文字メッセージで送っており、この答えが中継ぎ者1人、受験生5人など女子高生6人と男子生徒2人で構成された第4の組職の生徒たちにも伝送した事実を確認した。

これによって警察は同日、これら女子高生6人を在宅起訴した。

警察は大学生A氏(20)が浪人の友達に頼まれてJ高校組職の「選手」として活躍したという関連者の陳述を確保して、この大学生の所在把握に乗り出した。

▲残った疑惑と警察の悩み〓警察がこのように加担学生の数と組職を追加で明らかにしているが、まだ捜査が不十分という指摘が相次いでいる。

東亜(トンア)日報記者に会ったこの地域の高校生は「I高校、S高校など他の学校でも10人程度の小グループで不正行為が行われた」と主張した。

しかし、警察の関係者は「信憑性のある情報提供がなければ物証確保が難しくて、捜査拡大は難しい」と話した。

特に警察は感受性が敏感な高校生たちをせき立てつづけた場合、予想外の事故が起きる可能性もあるという点を心配している。



丁陽煥 needjung@donga.com ray@donga.com