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合参議長と陸参総長ら大将級8人を任命 軍人事でもコードの影

合参議長と陸参総長ら大将級8人を任命 軍人事でもコードの影

Posted November. 16, 2006 06:12,   

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政府は15日、合同参謀本部(合参)議長に陸軍3軍司令官の金グァンジン(陸士28期)大将を任命するなど、大将級7人と中将級1人に対する人事に踏み切った。

朴フンリョル(陸士28期)陸軍参謀(陸参)次長とソン・ヨンム(海士27期)合参戦略企画本部長は、大将への進級と共にそれぞれ陸軍参謀総長と海軍参謀(海参)総長に任命された。

金テヨン(陸士29期)合参作戦本部長、朴ヨンハ(3士1期)陸軍教育司令官、ペク・グンギ(陸士29期)陸軍人事司令官(以下中将)は、皆大将に昇進して、それぞれ1、2、3司令官に補任された。

特に朴ヨンア陸軍教育司令官は3士出身としては初めて大将に進級して、「3士出身大将の時代」を切り開いた。また、大将のクォン・ヨンギ(甲種222期)2軍司令官の退陣で「甲種出身大将時代」は幕を下すことになった。

金ビョングァン(大将)陸軍3軍司令官は、韓米連合司令部副司令官に補職を移した。大将職位の合参次長には、中将の朴インヨン(海士28期)海軍作戦司令官が任命された。朴司令官は、来年の人事で大将に進級するものと見られる。

同日行われた大将級の人事は、「国防改革2020」や戦時作戦統制権の返還など、軍の内外で批判されている主要国防政策を予定通り進めるための「コード人事」の性格も持っている。

朴フンリョル陸参次長は、12・12クーデター(1979年)当時、空席だった陸参総長に抜擢された李ヒソン参謀次長に続いて、史上2番目に次長から総長に電撃起用された。朴次長は、釜山(プサン)出身という点が破格昇進の背景として指摘されて「コード人事議論」の負担を背負うことになった。

また、李相憙(イ・サンヒ)合参議長、国防長官候補の金章洙(キム・ジャンス)陸参総長、南海一(ナム・ヘイル)海参総長ら、主要軍首脳部が任期を4ヵ月ぐらい残して退くことになって、現役指揮官の任期保障の原則が損なわれたという批判も提起されている。特に、李議長は、戦時作戦権の返還時期を引き伸ばさなければならないという考えを示して、権力の中心部と対立したものと見られる。

後続人事と関連して、国防次官は文民次官という原則の下で、徐柱錫(ソ・ジュソク)大統領外交安保首席秘書官、金ヨンリョン国防部革新企画本部長が取り沙汰されている。

中将級の軍団長には陸士31期出身のハン・ミング国防部政策企画官、チャン・グァンイル合参作戦部長、金ギス陸本戦力企画参謀部長、ハ・ジョンヨル長官軍事補佐官らが有力視されている。

機務司令官にはファン・ウィドン合参作戦企画部長か軍団長を終えた人物が任命されるという観測が出ている。合参議長と陸・海軍総長、1〜3軍司令官の離・就任式は17日行われる。



ysh1005@donga.com