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北朝鮮が核弾頭を数発保有と産経新聞が報道

北朝鮮が核弾頭を数発保有と産経新聞が報道

Posted June. 20, 2003 23:48,   

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北朝鮮は弾道ミサイルに搭載する小型の核弾頭数発を保有していると、米当局が今年3月ごろ、非公式ルートで日本側に伝達していたと、日本の産経新聞が20日付で報じた。

同紙は日米関係筋の言葉を引用してこのように伝え、北朝鮮が保有する核弾頭の数について、米当局者が「1、2発ではない」ことを明らかにし、それ以上保有していることを示唆したと報じた。

日本の軍事筋によると、北朝鮮の保有した核弾頭は「ノドン」「テポドン1号」「テポドン2号」などのミサイルに搭載できるもので、750〜1000kg級の小型とみられる。

しかし、米軍が北朝鮮の核弾頭保有をどのようにして確認したかについて、米当局は詳細に明らかにしておらず、実際に核弾頭の有効性などへの疑問が残ると同紙は伝えた。

この報道について小泉純一郎首相は同日、「いくつかの情報が(米国から)寄せられているが、断定できる状況ではない」と語った。

また、石破茂・防衛庁長官は、「(北朝鮮の技術水準から考えると、そのような核弾頭を保有していると考えることは)難しいと思うが、実現の可能性を排除することはできない」と述べた。

ラムズフェルド米国防長官は昨年、「北朝鮮が核兵器を1個か2個保有していると考えるべきだ」と発言したが、それが初歩的な水準なのか、ミサイルに搭載できる軽量の核弾頭なのか、具体的な内容は明らかにしなかった。



hanscho@donga.com