イングランド４部レクサム、４部昇格１年で３部昇格決定

イングランドサッカーの４部リーグに相当するＥＦＬリーグ２のレクサムＦＣが２シーズン連続で昇格を勝ち取り、来季の３部リーグに当たるリーグ１昇格を決めた。レクサムは映画「デッドプール」シリーズの主人公ライアン・レイノルズ（４８）が共同オーナーを務めているチーム。

レクサムは１３日、ホームでの今季リーグ２のフォレストグリーン・ローヴァーズ戦で６－０の大勝を収めた。これで勝ち点を８２（２４勝１０分け１０敗）に伸ばしたレクサムは、リーグ戦残り２試合の結果と関係なく少なくとも３位を確保し、来季の３部昇格に成功した。全２４チームが参加しているリーグ２では、上位３位までが翌シーズンの３部リーグに昇格する。レクサムは１３日現在２位だが、やはり２試合を残している４位ミルトン・キーンズ・ドンズＦＣ（勝ち点７４）との勝ち点差は「８」。リーグ戦３試合を残している１位ストックポート・カウンティＦＣの勝ち点が「８６」であり、レクサムの優勝可能性はまだ消えていない。

ウェールズの都市レクサムを本拠地とするレクサムは１８６４年に創設された。２０００年代半ばまでは主にリーグ１に属していた。２００５年にはリーグ２に降格し、３年後の２００８年にはイングランド５部「ナショナルリーグ」にまで降格された。

レクサムは２０２０年１１月、レイノルズ氏と同僚俳優ロブ・マケルヘニー氏（４７）が２５０万ドル（約３４億ウォン）でクラブを買収しサッカーファンから注目を集めた。ハリウッドスターがクラブオーナーになってから、チームだけでなく本拠地とする都市も注目された。ナショナルリーグに属していたレクサムは昨シーズン、リーグ２昇格に成功した。１５年ぶりのリーグ２再昇格だった。そして、すぐに１シーズンで３部昇格まで果たした。

レイノルズ氏は３部昇格が確定した後、ソーシャルメディア（ＳＮＳ）に「都市の喜びが２倍になった。これが私たちの暮らしの活力のもと」と書き込んだ。


金培中 wanted@donga.com