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50代になった往年のスターたちのリアル子育て奮闘記、チャンネルA『パパはイケメン中年』

50代になった往年のスターたちのリアル子育て奮闘記、チャンネルA『パパはイケメン中年』

Posted April. 15, 2024 08:49,   

Updated April. 15, 2024 08:49

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「50歳くらいになると、人生がややもすれば退屈になるものです。その時、突然現れた子供が、私の緩んだ人生に再び火をつけました。『パパはイケメン中年』は、ただの子供の成長日記ではなく、年を取ったパパたちの成長日記です」

18日、初放映を控えているチャンネルAのバラエティ番組「パパはイケメン中年」で、7歳と2歳の息子と一緒に出演する歌手シン・ソンウ(57)は、このように出演の感想を語った。番組には、俳優のアン・ジェウク(53)、歌手のキム・ウォンジュン(51)も、自分の子供たちと一緒に出演する。これらの「年取ったパパ」たちの平均年齢は53.7歳。彼らは、平均4.8歳の子供たちを育てながら体験する子育ての喜びと困難をリアルに公開する。13日、ソウル麻浦区(マポグ)の東亜(トンア)デジタルメディアセンター(DDMC)で会った3人は、待っていたかのように愉快なおしゃべりを披露した。



1990年代に芸能界を虜にした「オッパ」たちは、今や「50歳のパパ」になった日常を公開する。「テリウス」というニックネームで呼ばれ、イケメンロッカーとして活躍したシン・ソンウは、今や長男のテオに可愛らしい童謡を歌ってあげる。アン・ジェウクは、2人の子供に一日三食のご飯を炊いて食べさせるために疲れており、食卓に倒れる一歩手前だ。キム・ウォンジュンも、2人の姉妹の育児で体力が底を尽いている。

彼らは、スターである前に「パパ」だ。アン・ジェウクは、「華やかな舞台に立つ人であっても、父親として孤軍奮闘する姿は普通の人と変わらない」と話した。キム・ウォンジュンは、「クアンク(着飾ったような着飾っていないような自然な姿)でもなく、ただの『アンク(着飾っていない)』放送です。ボサボサの髪で子供をお風呂に入れていたところ、突然二女のイェジンが私にいきなりキスをしたんです。普段そうじゃないのに…慌てた様子と、ただ幸せそうな私の顔が、そのままカメラに撮られたのです」

いつまでも、スターの幻想が破られないことを願うファンも少なくない。ところで、「イメージを壊す決心」をした理由は何だろうか。3人の父親は、「子供との大切な思い出を一番きれいに残したかった」と口をそろえている。キム・ウォンジュンは、「10年、20年が流れ、子供たちと共に振り返ることができる記録になってくれそうだった」とし、「特に独身の時から親しくしていた兄たちが出演するというので、ただ磁石のように惹かれた」と話した。シン・ソンウは、「子供たちの可愛い姿を中心に盛り込まれた既存の育児芸能とは異なり、両親と子供間の発展していく関係に対する備忘録で良かった」と付け加えた。

「ソンビパパ(シン・ソンウ)、苦情パパ(アン・ジェウク)、ママのようなパパ(キム・ウォンジュン)」。3人が話した各自のパパキャラクターだ。子供たちの性格がそれぞれ違うように、年齢は似ていても子育てのスタイルは雲泥の差だ。アン・ジェウクには、8歳の上の娘と5年違いの息子が、キム・ウォンジュンには7歳と3歳の2人の娘がいる。キム・ウォンジュンは、「ソンウさんは自由な魂だと思っていたが、子供を育てる時は礼儀作法を重視することに驚いた。ジェウクさんは、気難しいながらも優しいお父さんだ」と笑った。

「親として『私はうまくやっているのか』、これまでは悩みの連続でした。今回の撮影を通じてお互いの姿を見ながら、正解はないことに気づきました。視聴者も放送を見ながら、『表現の仕方は違っても、子供と接する心だけは同じだ』ということを感じることができるでしょう」(アン・ジェウク)

彼らは、「育児退勤」後に集まり、気晴らしもする。司会者キム・ヨンゴンやキム・グラが、「先輩パパ」として助言もする。アン・ジェウクは、「キム・グラ氏も3年前に末子が生まれて、互いに共感する部分が多い」と話した。シン・ソンウは、「キム・ヨンゴンさんは、私たち皆の父親であり、人生の先生だ。細心のアドバイスはテレビ画面を越えて響き渡るだろう」と話した。「パパはイケメン中年」は毎週木曜日午後9時30分に放送される。

イ・ジユン記者 leemail@donga.com