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申智愛がパクセリ選手権で5位、優勝はコルダ

申智愛がパクセリ選手権で5位、優勝はコルダ

Posted March. 26, 2024 09:11,   

Updated March. 26, 2024 09:11

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「セリキッズ」の申智愛(シン・ジエ=36、写真)が、パク・セリ氏の名を冠して開催された米女子ツアー(LPGA)大会を5位タイで終えた。申智愛は25日、カリフォルニア州ロサンゼルス近くのパロスバーデスGC(パー71)で行われたファーヒルズ・パクセリ選手権の最終日に2オーバーを記録し、通算7アンダー277で5位タイとなった。優勝者のネリー・コルダ(26・米国)とは2打差で賞金約7万ドル(約9400万ウォン)を獲得した。2018年のLAオープンで創設された同大会は、今年初めてファーヒルズ・パクセリ選手権として開催された。

日本女子プロゴルフツアー(JLPGA)ツアーで活動する申智愛は、招待選手の資格で今大会に出場した。子供の時はアーチェリーをした申智愛だが1998年にパク・セリが全米女子オープンで優勝した翌年、ゴルフに飛び込んだ「セリキッズ」だ。パリ五輪に挑戦する申智愛は、大会ホストのパク・セリに直接お願いして出場資格を得た。五輪出場権を獲得するためには、より多くの世界ランキングポイントがかかった米国ツアー大会に出場するのが有利だ。

前日の第3ラウンドだけで8アンダーをマークして首位タイに立った申智愛は同日、最終組で第4ラウンドを迎えた。1、2番から連続ボギーを叩きながら伸び悩んでいた申智愛は、3番と7番でバーディーを奪い持ち直したが、12番でダブルボギーを叩き、首位争いから滑り落ちた。大会後、申智愛は「今日は風に助けてもらえず、厳しい試合をした」と話した。

優勝は逃したものの、申智愛は韓国勢20人の中では最高位だった。昨年から出場しているLPGAツアー7大会で、5度もトップ5入りに成功した。昨年7月、メジャー戦の全米女子オープン(2位タイ)以来、8ヵ月ぶりに米本土での大会に出場した申智愛は、「多くの人から米国に戻ってきたんだねというメッセージをもらった。皆さんが私のことを懐かしく思ってくれてとてもありがたい」と語った。「まだ3月。多くの大会が残っているだけに、次の試合にも役立つだろう」と付け加えた。

一方、通算9アンダー275を記録したコルダはライアン・オトゥール(37・米国)とのプレーオフの末、優勝した。18番(パー4)で行われたプレーオフの1ホール目でバーディーパットを決め、勝負を終えた。ツアー10勝目を飾ったコルダは、優勝賞金30万ドル(約4億ウォン)を獲得した。世界ランキングも2位から1位に上がることが決まった。ホストのパク・セリから優勝トロフィーを手渡されたコルダは、「パク・セリはゴルフの偉大な選手の一人。パク・セリの大会で彼女と会って話ができて優勝するのは驚くべきことだ」と話した。


姜泓求 windup@donga.com