イ・ギョンフンが５ヵ月ぶりにＰＧＡツアーでトップ１０入り 「転機になりそう」

イ・ギョンフン（３３）が米男子ツアー（ＰＧＡ）で５ヵ月ぶりにトップ１０入りを果たした。

イ・ギョンフンは５日、米フロリダ州パームビーチガーデンズのＰＧＡナショナルリゾートチャンピオンコース（パー７１）で終わったコグニザント・クラシックで、通算１３アンダー２７１で４位タイに入った。イ・ギョンフンは前日の第４ラウンドで１３番まで３バーディー、１ボギーでスコアを２つ伸ばしたが、悪天候のため試合が順延となった。同日、１６位タイで残りの５ホールを回ったイ・ギョンフンは、１４番（パー４）、１７番（パー３）、１８番（パー５）で３バーディーを追加し、賞金３４万４２５０ドル（約４億６０００万ウォン）を獲得した。

最近、３大会（ファーマーズ・インシュアランス・オープン、ＷＭフェニックス・オープン、メキシコ・オープン）で連続予選落ちするなど不調だったが、今大会で昨年１０月のシュライナス・チルドランス・オープン（７位タイ）以後初めてトップ１０入りを果たした。イ・ギョンフンは「この間、パフォーマンスが良くなかったが転機をつかんだ感じだ」とし、「今週を契機に自信も取り戻し、良くなった点も見つけた。シーズンがたくさん残っているので、頑張れば良い成績を出せそうだ」と話した。第５のメジャー戦と呼ばれるザ・プレーヤーズ選手権（１４日開幕）出場を控えたイ・ギョンフンは、「子供の時から夢見ていた大会だ。良い成績を出せるよう準備したい」と気合を入れた。

豪州のイ・ミンウ（２６、韓国系）は通算１４アンダー２７０で２位タイとなった。ツアー３４試合ぶりの最高成績だ。イ・ミンウは米女子ツアー（LＰＧＡ）で活躍する世界ランキング５位のイ・ミンジ（２８）の妹だ。

ＰＧＡツアー２年目のオースティン・エクロート（２５、米国）が通算１７アンダー２６７で優勝した。昨年、ＰＧＡツアーデビューを果たしたエクロートは、５０試合目で初優勝を果たし、賞金１６２万ドル（約２２億ウォン）を獲得した。

姜泓求 windup@donga.com