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マキロイが逆転勝利で通算24勝目、「時が来た」と全英オープンに意欲

マキロイが逆転勝利で通算24勝目、「時が来た」と全英オープンに意欲

Posted July. 19, 2023 08:33,   

Updated July. 19, 2023 08:33

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16日に閉幕したジェネシス・スコティッシュ・オープンで劇的な逆転優勝を果たしたローリー・マキロイ(34=北アイルランド)は、男子ではトッププレイヤーの一人だ。18歳でプロデビューし、米男子ツアー(PGA)で通算24勝を収めた。今季も2度優勝し、世界ランキング2位、フェデックスカップポイント3位にランクされている。

20日から4日間、英国で開かれる今季最後のメジャー戦「全英オープン」を控え、マキロイの名前が地元メディアのヘッドラインを飾るのは当然だ。しかし、特にマキロイにスポットライトが集中するのは、今年の大会がホイレイクとも呼ばれるロイヤル・リバプールGC(パー71)で開かれるからだ。

海沿いに位置するリンクスコースの会場は、今年まで13回もオープンを開催している名門コースだ。直近の大会は9年前の2014年に開かれたが、当時の優勝者は25歳のマキロイだった。マキロイは同年の全米プロゴルフ選手権まで優勝し、25歳で4度もメジャー大会を制した。それに先立ってこの記録を打ち立てたのは「ゴルフ皇帝」タイガー・ウッズ(48)と「伝説」ジャック・ニクラウス(83)の2人だけだった。

しかし、マキロイのメジャー戦優勝はこの年が最後だった。マキロイは9年前の思い出のコースで、メジャー戦で未勝利が続いている状況を断ち切りたい。マキロイはスコティッシュオープン優勝後に「プレーの一貫性がいつにも増して良い。メジャー戦で優勝する時が来たようだ」と話した。PGAツアーもパワーランキングでマキロイを1位にランクさせた。4月のマスターズで予選落ちしたマキロイだが、全米プロで7位タイ、全米オープンで単独2位と波に乗っている。

昨年王者のキャメロン・スミス(豪州)が大会2連覇を目指す中、世界ランキング1位のスコッティ・シェフラー(米国)も優勝候補に挙げられる。韓国勢は任成宰(イム・ソンジェ)、キム・ジュヒョン、金施佑(キム・シウ)、李京勲(イ・ギョンフン)、安秉勲(アン・ビョンフン)、カン・ギョンナム、キム・ビオが出場する。

一方、高眞榮(コ・ジンヨン)は同日発表された女子ゴルフ世界ランキングで、ネリー・コルダ(米国)を0.02点差で抜いて、自身が保持している最長期間1位記録を162週に伸ばした。20日から始まるグレート・レイクス・ベイ・インビテーショナルは世界ランキングポイントを与えない大会なので、高眞榮は163週間1位の座を守ることになる。2人1組でプレーする同大会に高眞榮とコルダはいずれも出場しない。


李憲宰 uni@donga.com