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ビザなしで中国入りしたメッシ、空港で2時間足止め

ビザなしで中国入りしたメッシ、空港で2時間足止め

Posted June. 14, 2023 07:57,   

Updated June. 14, 2023 07:57

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「サッカー皇帝」リオネル・メッシが親善試合のため中国に渡航しようとしたが、ビザ問題で北京空港で2時間足止めされた。

12日(現地時間)、英メディア「ザ・サン」などによると、10日に北京空港に着陸したメッシはスペインのパスポートを入国審査台に提示したが、入国が許されず2時間、入国場の外に出ることができなかった。アルゼンチンとスペインの二重国籍者であるメッシは同日、スペインのパスポートを所持したが、中国とスペインはビザ免除協定を締結せず、事前にビザを発給してもらうべきだったが、そのことを知らなかった。

ソーシャルメディアに投稿された当時の画像には、中国公安数人に囲まれたメッシは慌てたように目を丸くしている様子が映った。海外メディアは、過去にスペインパスポートで台湾入りしたことのあるメッシが、中国も同じパスポートで入国できると勘違いしたと伝えた。メッシは北京空港からの入国が許可されないと、「台湾も中国の一部ではないか」と同じことを言ったという。

15日、北京で開かれるアルゼンチン対豪州の国際Aマッチのために中国入りしたメッシの空港足止め騒ぎは、空港側が2時間後にビザを発給して一段落した。メッシの中国訪問は2017年以降6年ぶり。アルゼンチン選手団が入国した日、北京空港には数千人のサッカーファンが集まった。


イ・チェワン記者 chaewani@donga.com