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新型コロナの重症者が600人に迫る、「医療大乱」の危機

新型コロナの重症者が600人に迫る、「医療大乱」の危機

Posted February. 25, 2022 07:55,   

Updated February. 25, 2022 07:55

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新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」による感染の急拡大を受け、昨年末のデルタ株による医療大乱に次ぐ「第二の危機」が本格化している。

防疫当局によると、24日午前0時基準、新規感染者は17万16人で、2日連続で17万人台となった。重症者は581人で、死亡者も82人を記録した。自宅療養が60万人(58万7698人)に迫り、管理の死角地帯も広がっている。自宅療養中の7歳の子どもと4ヵ月の乳児が死亡し、感染者と同居する高齢者がPCR検査の結果がないため救急治療を受けられず死亡した。

社会必須人員の不足も現実となっている。保守系最大野党「国民の力」の金用判(キム・ヨンパン)議員室がソウル消防災害本部から入手した資料によると、21日基準、ソウル本部職員の6.5%(477人)が感染または隔離状態にある。ソウル警察庁職員の1.4%(366人)が隔離中で、このうち29.8%(109人)が実質的な治安を担う地区隊と派出所の人員だ。


柳根亨 noel@donga.com