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現代モービス、仁川と蔚山に水素燃料電池工場建設

現代モービス、仁川と蔚山に水素燃料電池工場建設

Posted October. 08, 2021 07:39,   

Updated October. 08, 2021 07:39

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現代(ヒョンデ)モービスが1兆3000億ウォンを投資して、仁川(インチョン)市と蔚山(ウルサン)市に水素燃料電池工場を建設する。工場が完成する2023年には、国内に世界最大規模の水素燃料電池システムの量産能力を備えることになる。

現代モービスは7日、仁川市西区(ソグ)の靑羅(チョンラ)国際都市の先端産業団地で水素燃料電池スタック工場の起工式を行った。蔚山でも同時に水素燃料電池システム工場が着工された。

仁川と蔚山に建設される工場は、年間10万台の水素燃料電池を生産することになる。計画通りに2023年下半期(7~12月)に稼働すれば、既存の忠清北道忠州(チュンチョンブクド・チュンジュ)工場の年間生産量2万3000台に加え、国内外の水素燃料電池の供給を主導することになると予想される。菁羅は政府が水素産業特化団地として育成する所だ。

文在寅(ムン・ジェイン)大統領は、起工式に先立って開かれた「水素経済の成果および水素先導国家のビジョンを巡る報告」の行事に出席し、「2050年の炭素中立履行のための炭素低減手段として、水素経済の重要性がさらに増している」とし、「次世代燃料電池の特化団地は、水素モビリティ分野で格差をさらに広げるための水素燃料電池のコア部品の大量生産基地の役割を果たすことになる」と述べた。

両工場は、仁川で生産された水素燃料電池スタックを蔚山工場が受け、水素燃料電池システムの完成品を作る形で運営される。スタックは水素と空気の電気化学反応で電気エネルギーを作るコア部品であり、水素燃料電池システムはこれに加えて水素と空気供給装置、熱管理装置などを結合した最終製品だ。現代モービスは、これを現代自動車蔚山工場の水素電気自動車の生産に供給する予定だ。


ソ・ヒョンソク記者 パク・ヒョモク記者 skytree08@donga.com · tree624@donga.com