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ヒマラヤで眠っているキム・ホンビン隊長に体育勲章

ヒマラヤで眠っているキム・ホンビン隊長に体育勲章

Posted August. 04, 2021 08:15,   

Updated August. 04, 2021 08:15

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障害者としては初めてヒマラヤ8000メートル級の14の峰をすべて登った後、行方不明になった故キム・ホンビン隊長に、体育勲章青龍章が授与される。

光州(クァンジュ)市と光州市山岳連盟は3日、「4日午前10時半、光州西区(ソグ)のヨムジュ総合体育館の1階に設けられたキム隊長の焼香所に、政府の青龍葬追叙板が安置される」と明らかにした。この席には、黃熙(ファン・ヒ)文化体育観光部長官が出席する予定だ。

政府は、キム隊長の挑戦精神などの功労を認め、青龍章を追叙した。青龍章は、体育の発展に功績を立て、国の発展に貢献した体育関係者に与えられる最高の1等級体育勲章だ。登山家の中では、ヒマラヤ14峰の無酸素完全登頂に成功した金昌浩(キム・チャンホ)、厳弘吉(オム・ホンギル)、キム・ミゴン氏が受けた。

キム隊長は1991年、北米最高峰のマッキンリー(現デナリ山、6194メートル)に登る途中、凍傷で10本の指を失った。しかし、障害者としては初めて7大陸の最高峰に登り、先月18日、ヒマラヤ8000メートル級の14峰のうち、最後にブロードピーク(8047メートル)を登頂して下山の途中、7900メートル付近で遭難し行方不明になった。遺族らは先月26日、「キム隊長が行方不明になったら、無理な救助はしないようにという要請があった」とし、捜索中止を要請した。

葬儀は4日から8日まで、登山家葬で行われる。葬地は無等山(ムドゥンサン)文彬(ムンビン)精舎の奉安堂。


李亨胄 peneye09@donga.com