「キム・ジョンウン腹違いの姪、金率熙氏は英語が流暢... 美少女のよう」

北朝鮮の金正恩（キム・ジョンウン）朝鮮労働党委員長の異母兄、金正男（キム・ジョンナム）氏の息子の金漢率（キム・ハンソル）氏に関する情報が伝えられた。漢率氏の身長は約１７８センチで、妹の金率熙（キム・ソルヒ）氏は英語を流暢に話し、米国の少女のようだったという。

　

２０１７年にマレーシアで暗殺された正男氏の残された家族の逃避を助けた反北朝鮮団体「自由朝鮮」（旧千里馬民防衛）のリーダー、アドリアン・ホン・チャン氏は１６日（現地時間）、米誌ニューヨーカーとのインタビューでこのような内容を明らかにした。自由朝鮮は、正男氏暗殺後、漢率氏家族を直接救出したという。

報道によると、漢率氏の身長は５フィート１０インチ（約１７８センチ）で、正恩氏より高いという。逃避時、漢率氏は長袖のシャツとコートを着て、旅行カバンを持ち、母親の李恵慶（リ・ヘギョン）氏、１０代後半の妹の率熙氏と台湾に向かった。

ホン・チャン氏は、率熙氏について、「母親と違って、英語を流暢に話し、典型的な米国の１０代の少女のようだった」と話した。率熙氏は当時、台北空港で自由朝鮮メンバーのｉＰａｄを借りてネットフリックスを視聴し、漢率氏は、北朝鮮で釣りを行った経験を話したりした。李恵慶氏は美しい中年女性だと、ホン・チャン氏は語った。ホン・チャン氏は２０１３年頃、フランス・パリで漢率氏に初めて会った。当時、グッチの靴を履いた漢率氏について、ホン・チャン氏は、「こんなにお金持ちの子は初めて見た。 金正男は一生涯でどれだけ多くの現金を隠していたのかと思った」と語った。


チョ・ユラ記者 jyr0101@donga.com