トゥルルットゥル…「チビザメ」がユーチューブ１位

世界的な人気を集めた童謡「サメの家族」の「チビザメダンス」の映像が、ユーチューブに掲載されたすべてのコンテンツの中で、再生件数で１位となった。「サメの家族」を作ったコンテンツ企業・スマートスタディは２日、「チビザメダンス映像が、累積再生回数で７０億３８３７万回を突破した」と明らかにした。これまでの１位は、２０１７年１月に公開されたプエルトリコの歌手・ルイスポンシの「デスパシフィックト（Ｄｅｓｐａｃｉｔｏ）」のプロモーションビデオ（７０億３７６１万回）だった。

子どもたちが、英語でサメの家族（英語のタイトルは「Ｂａｂｙ　Ｓｈａｒｋ」）を歌って踊る姿を収めたこの映像は、２０１６年６月に初めて公開された。「ベビーシャーク・トゥルルットゥル〜」という真似しやすいサビと面白い振り付けで大きい反応を得た。

サメの家族の歌は昨年、米ビルボードのシングルチャート「ホット１００」で３２位、英「オフィシャルシングルチャートのトップ１００」で６位となった。昨年、米大リーグのワールドシリーズを制したワシントン・ナショナルズは、この歌を応援歌とした。ドナルド・トランプ米大統領がホワイトハウスの屋外会場で開催した優勝チームの招待晩餐会で、海兵隊軍楽隊がこの歌を演奏した。


孫宅均 sohn@donga.com