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「風と共に去りぬ」の女優、オリビア・デ・ハビランドさん死去

「風と共に去りぬ」の女優、オリビア・デ・ハビランドさん死去

Posted July. 28, 2020 10:39,   

Updated July. 28, 2020 10:39

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映画「風と共に去りぬ」でメラニー役で出演した女優オリビア デ・ハビランドさんが26日(現地時間)、フランス・パリの自宅で老衰で死去した。享年104歳。

東京で英国人の両親の間に生まれたハビランドさんは、3歳の時から米カリフォルニアで育った。1935年に映画「真夏の夜の夢」でハリウッドデビューし、「海賊ブラッド」、「ロビンフッドの冒険」にも出演した。1939年に「風と共に去りぬ」でメラニー・ハミルトン・ウィルクス役を演じ、ヴィヴィアン・リー(スカーレット・オハラ役)とともに出演し、名が世に知れた。挑発的なスカーレットとは違って、物静かな性格のメラニー役を演じたハビランドさんは、その後演技力が認められ、「遥かなる我が子」(46年)、「女相続人」(49年)でオスカー主演女優賞を2度受賞した。米政府から2008年に国家芸術メダルを贈られ、フランス政府からは、10年に芸術分野の最高栄誉勲章「レジオンドヌール」を受けた。

ハビランドさんは1940年代に巨大映画会社との専属契約の不当さを知らせるために訴訟を起こした。当時、俳優に非常に不利だった専属契約慣行訴訟で、ハビランドさんが勝訴し、奴隷契約の慣行が消えた。妹はアルフレッド・ヒッチコック監督の「サスピション」に出演してオスカー主演女優賞を受けたジョーン・フォンテインで、姉妹がオスカー賞を受賞する記録を打ち立てた。


崔고야 best@donga.com