Go to contents

「韓国愛」のリッパート元大使が「グーグラー」に変身

「韓国愛」のリッパート元大使が「グーグラー」に変身

Posted June. 10, 2020 08:43,   

Updated June. 10, 2020 08:43

한국어

マーク・リッパート元駐韓米国大使(47・写真)が「グーグラー(Googler)」に変身した。9日、グーグルコリアによると、リッパート元大使は、ユーチューブ・アジア地域対政府・政策業務総括担当に選ばれ、先月、すでにシンガポールでの勤務を開始した。彼は、ユーチューブ・アジア太平洋地域本部で韓国を含むアジア各国政府と政策関連業務を担当する。

リッパート元大使は、オバマ前米政権時代だった2014年10月、過去最年少の駐韓米国大使として赴任した。翌年3月、とある朝食イベントでキム・ギジョンさんが振り回した凶器で顔など6カ所に重傷を負った。氏は当日、ツイッターに韓国国民の支持に感動したとしたうえで、ハングルで「一緒に行きましょう!」と書いて話題を集めた。

氏は、赴任中に生まれた息子と娘のミドルネームをそれぞれ「セジュン」「セヒ」と名付けるほど、韓国に多くの愛情と関心を見せた。ドナルド・トランプ米政府の発足で、2017年1月に大使職から退くとき、「韓国民のおもてなしを後にして去るのは容易ではない」と涙を流した。退職後、米ボーイングの外国政府業務担当副社長、ワシントンの有名シンクタンク戦略国際問題研究所(CSIS)の顧問などとして働いた。


崔智善 aurinko@donga.com