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トランプ氏が要請した「韓国コロナ診断キット」、14日に米国へ

トランプ氏が要請した「韓国コロナ診断キット」、14日に米国へ

Posted April. 15, 2020 08:03,   

Updated April. 15, 2020 08:03

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国内メーカー2社が生産した新型コロナウイルス感染症の診断キット60万回分が、14日、米国に輸出された。先月24日、ドナルド・トランプ米大統領が文在寅(ムン・ジェイン)大統領との通話で、診断キットの輸出を要請してから21日ぶりのことだ。

今回の輸出量は、先月の韓米首脳間の電話以降、米食品医薬品局(FDA)から承認を受けて輸出契約が終了した3社のうち2社で生産した製品だ。診断キットは、米連邦緊急事態管理庁(FEMA)の貨物機で、仁川(インチョン)国際空港から米ケンタッキー州ルイビルに移送されたことが分かった。CNNはFEMAを引用して、「米国が韓国で75万回分の診断キットの輸入契約を先週交わし、既に15万回分は米国に出荷された」と13日(現地時間)報じた。新型コロナウイルスと関連した韓米間の防疫協力がさらに一ランク上がったのだ。

朴凌厚(パク・ヌンフ)保健福祉部長官は13日、アレックス・アザー米保健福祉長官の要請で行われた韓米保健長官の電話で、国内新型コロナウイルス診断検査の経験と接触者の追跡、再陽性事例などについて議論したと、福祉部は明らかにした。アザー長官は、「韓国の経験と情報共有に感謝する。今後、両国間の深い信頼関係とパートナーシップに基づいて具体的な議論と協力をさらに続けることを希望する」と述べた。


シン・ナリ記者 ウィ・ウンジ記者 journari@donga.com · wizi@donga.com