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ソウル市、今年公共Wi-Fi4475台を設置

ソウル市、今年公共Wi-Fi4475台を設置

Posted February. 10, 2020 08:23,   

Updated February. 10, 2020 08:23

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ソウル市は今年、情報化事業予算の約30%を公共Wi-Fiの設置、人工知能(AI)を活用した下水管路の探知システムの適用などに割り振って、スマート都市を構築するための基盤造成に拍車をかける。

9日、ソウル市によると、今年の情報化事業予算3626億ウォンのうち、スマート都市関連事業に1014億ウォン(28%)が投資される。スマート都市とは、モノのインターネット(IoT)、ビッグデータ、AIなどの最新情報技術(IT)を活用して市民生活を豊かにするもので、第4次産業革命時代に合わせて注目を集めている。

市は、市全域に公共Wi-Fi4475台を設置して、市民のモバイルアクセス性を画期的に改善する計画だ。交通、安全、環境など様々な分野のデータをリアルタイムで収集して分析、活用できるIoT専用ネットワークも造成する。民間と公共データを結合して共同利用するためのプラットフォームを構築し、AIを活用して下水管路の欠陥を探知するシステム、チャットボット(チャットロボット)システムを活用した公共サービスの予約システムなどを新たに推進する。

市は、今回の事業はそのほとんどが民間企業の参加で推進されるため、経済に活力を与え、青年雇用創出にも効果があると期待している。韓国銀行の就業誘発係数をこの事業に適用すれば、3807人の雇用が生じると分析される。

市は、民間企業に公平な事業参加の機会を与えるために、「2020ソウル市情報化事業発注情報」のホームページ(info.seoul.go.kr)をオープンした。ホームページには、今年推進する1158件の情報化事業のリストと詳細情報が登録されており、参加企業の広報のための掲示板も運営される。


朴昌圭 kyu@donga.com