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韓日両首相、「韓日関係の悪化を放置できない」に共感

韓日両首相、「韓日関係の悪化を放置できない」に共感

Posted October. 25, 2019 09:00,   

Updated October. 25, 2019 09:00

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李洛淵(イ・ナクヨン)首相と安倍晋三首相が24日、会談を行い、両国の関係悪化をこれ以上放置できないということで意見が一致した。特に会談では、「両国の懸案が早期解決されるよう努力しよう」という内容の文在寅(ムン・ジェイン)大統領の親書が安倍氏に手渡され、今回の会談が韓日関係改善の分岐点になると期待されている。

李首相は同日午前11時12分から21分間、首相官邸で安倍氏と会談を行い、このような内容の話をしたと、同席した趙世暎(チョ・セヨン)外交部第1次官が明らかにした。李首相はこの席で、「韓日関係の冷え込みを早期に打開するために両国の外交当局間対話を含む様々な意思疎通と交流を促進しよう」と述べ、安倍氏も「問題解決に向けた外交当局間のコミュニケーションを続けよう」と述べた。両首相が「意思疎通」という表現を使った。予定された時間は10分だったが11分増え、双方は「面談」ではなく「会談」で用語を統一した。

李首相は安倍氏に文氏の親書を手渡した。親書には、△韓日両国が隣国として北東アジアの平和と安定のために協力する重要なパートナーであり、△両国の懸案を早期解決できるよう互いに関心を持って努力しよう、という内容が含まれたと、政府関係者は伝えた。

しかし、会談では元徴用工問題をめぐる見解の相違を縮めることはできず平行線をたどった。安倍氏が「国と国との約束は守らなければならない」という立場を繰り返し明らかにし、李首相も「韓国も1965年の韓日基本関係条約と請求権協定を尊重して順守してきた。今後もそうする」と答えた。来月22日に失効する韓日軍事情報包括保護協定(GSOMIA)の延長問題や韓日首脳会談も話し合われなかった。


黃炯? constant25@donga.com