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3部リーグ出身のハリー・マグワイア、DFでは史上最高額でマンUへ移籍

3部リーグ出身のハリー・マグワイア、DFでは史上最高額でマンUへ移籍

Posted August. 07, 2019 07:30,   

Updated August. 07, 2019 07:30

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3部リーグで活躍した選手がサッカー史上最高額のディフェンダーになった。

イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドは5日(現地時間)、レスター・シティから中央DFハリー・マグワイア(26・写真)を獲得した。英国メディアは、まぐワイヤの移籍金が8000万ポンド(約1180億ウォン)だと報じた。DFの移籍金では過去最高額だ。昨年1月、フィルヒル・ファン・ダイク(28)がサウサンプトンからリバプールに移籍する際に記録した7500ポンド(約1107億ウォン)を抜く金額だ。

194センチ、99キロの強靭な体躯のマグワイアはパワーが溢れる。高身長を活かし、空中戦に強い。2018年のロシア・ワールドカップでイングランド代表として活躍したマグワイアは、空中戦で78.1%の勝率を見せた。スピードは遅いが、ドリブルが良い。マグワイアはロシアW杯で、イングランドを28年ぶりに4強に進出させた主役として強烈な印象を残した。

マグワイアは2011年4月、出身地のクラブ、イングランドのシェフィールド・ユナイテッドでプロデビューしたが、同年チームはリーグ1(3部リーグ)に降格した。ハル・シティにレンタルされた2014年の夏まで、主に3部リーグでプレーした。これがむしろ成長の契機になった。英国のサッカー専門メディア「プラネットフットボール」は、「マグワイアは10代の時からいち早く主力を勝ち取り、リーグ1で100試合以上に出場した。なかなか出場機会がつかめない他の若い選手たちに比べて経験面で上回っている」と評価した。プレミアリーグとチャンピオンシップ(2部リーグ)を行き来したハル・シティで活躍しながら潜在力を発揮し、2017年には移籍金1700万ポンド(約251億ウォン)でプレミアリーグのレスター・シティへ移籍した。

冷静で周囲のアドバイスに耳と傾ける選手として知られている。マンUのオーレ・グンナー・スールシャール監督は、「マグワイアは最高のセンターバックで性格も良い」と歓迎した。マグワイアは、マンUのホームページを通じて「謙遜になる。優勝のために頑張る」と意気込みを語った。

昨季に6位に転落した後、名門再建を目指すマンUは、マグワイアの獲得で弱点と指摘された守備を補強した。レアル・マドリード(スペイン)とユベントス(イタリア)からラブコールを受けているMFポール・ポグバまで残留すれば、優勝も期待できる。イングランド・プレミアリーグは10日開幕する。


李元洪 bluesky@donga.com