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選手たちを奮起させた監督の言葉は「征服者マインド」、U-20韓国代表

選手たちを奮起させた監督の言葉は「征服者マインド」、U-20韓国代表

Posted June. 11, 2019 09:46,   

Updated June. 11, 2019 09:46

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「韓国いる時、選手たちにポーランドに行けば、できるだけ多くの地を征服しようと言い聞かせた」

36年ぶりの4強神話を再現したチョン・ジョンヨンU―20代表監督(50・写真)は12日午前3時30分に始まる国際サッカー連盟(FIFA)U-20ワールドカップ(W杯)の準決勝が行われるポーランドのルブリン入りした後、「征服者マインド」を強調した。今大会は勝ち進むほど試合が行われる都市が変わるのだが、できるだけ多くの都市で試合をしたいという欲望を訴えたものだ。

韓国は、今まで全6つの開催都市のうち4都市で試合を行った準決勝は日本との決勝トーナメントが行われたルブリンだが、3位決定戦はグディニア、決勝戦はウッチで行われる。この2都市は「チョン・ジョンヨン豪」が行ったことがない。チョン監督は、「ルブリンは来て見た場所だが、決勝戦は新しいところ。しっかり準備して、新たな征服者マインドで取り組みたい」と意気込みを語った。

U-20代表は、「行ったことのない道」に挑戦する。エクアドルを破れば史上初の同大会決勝進出を果たすことになる。決勝戦が行われるウッチも初めてだが、そこで史上初優勝も狙う。チョン監督は、「セネガル戦が終わってロッカールームで選手たちに『私は国民との約束を守ったんだから(4強)、今度は君たちが国民に約束したことを(優勝)守るべきだ』と思いっきりプレッシャーをかけた」と笑った。チョン監督は、セネガル戦が延長戦までもつれ込んだことについて、「当然大変なところがあるけど、相手も同じだと思っている。相手の戦術も考えなければならない。コンディションを見て選手起用について検討したい」と話した。

ルブリンは5日の日本戦でオ・セフン(アサン)のヘディングゴールで1-0の勝利を収めた「約束の地」だ。韓日戦勝利の場所であるルブリンに戻って来たことについて、チョン監督は「韓日戦の記憶より、昨日の記憶がまだ残っている」と言い、奇跡的だったセネガル戦勝利の興奮が冷めない様子だった。その上で「ここには良い思い出があるし、全体的に雰囲気とチームワークも良好なので、良い結果を出せると思っている」と期待感を示した。

専門家たちは、エクアドル戦について「これまでのような連携守備とカバープレーで相手の攻撃を阻止した上で、相手守備の隙を狙うべきだ」とアドバイスした。エクアドル戦を解説したハン・ジュンヒKBS解説委員は、「今の世代のエクアドルは、いつにも増して個人技が優れている。過去のエクアドルは南米チームにしては技術は優れていなかった。しかし、個人技が優れている反面、守備には隙も多い。とくに中央DF陣のミスが多い。そこに付け込めば勝算はある」と話した。


李承鍵 why@donga.com