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バフェット氏がアマゾン株を購入、「価値投資の原則に従った」

バフェット氏がアマゾン株を購入、「価値投資の原則に従った」

Posted May. 06, 2019 08:52,   

Updated May. 06, 2019 08:52

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長い期間、情報技術(IT)分野の株に懐疑的だったウォーレン・バフェット・バークシャーハサウェイ会長(89)が、世界最大手の電子商取引企業アマゾンの株を買い入れたと明らかにし、投資の背景に関心が集まっている。

4日(現地時間)、米ネブラスカ州オマハで開催されたバークシャー・ハサウェイの株主総会で、バフェット氏は、「帳簿価格に比べて安価に見える銀行株とアマゾンを買い入れる時に考慮する事案は同じだ」とし、「アマゾンへの投資は絶対に価値投資の原則によるものだ」と述べた。消費財などを中心に低評価された優良株を買い入れたように、代表的IT銘柄のアマゾンも企業の内在価値を分析して、長期的目で投資したという。これに先立ってバフェット氏は2日、CNBC放送とのインタビューで初めて「投資管理者の一人がアマゾン株を買い入れた」と明らかにしたことで、同日のアマゾンの株価は3%以上高騰した。

バフェット氏は2017年の株主総会でも、「アマゾンにもっと早く投資しなかったことは愚かなことだった」と残念がったが、投資はしなかった。しかし、4日の株主総会ではアマゾンを「完璧な奇跡」と褒め称えながら、ジェフ・ベゾス・アマゾン最高経営責任者(CEO)から輸血を受けたいという冗談まで投げながらアマゾンへの愛情を表したと、CNNが伝えた。バークシャー・ハサウェイが買い入れたアマゾン株の規模は、今月末、米証券取引委員会(SEC)への提出報告書を通じて公開される。


崔智善 aurinko@donga.com