「サッカーの神様」リオネル・メッシ（３２）がＦＣバルセロナで１０シーズン連続の４０得点の金字塔を打ち立てた。
メッシは３１日（韓国時間）、スペイン・バルセロナのカンプ・ノウで行われたラ・リーガ第２９節セルパニョール戦で２ゴールを決め、２－０勝利をけん引した。０－０で迎えた後半２６分、見事なＦＫで先制点を奪ったメッシは、後半４４分にチーム同僚マルコムのアシストで止めのゴールを決めた。
リーグ戦３０点と３１点目を記録したメッシは欧州チャンピオンズリーグ（ＣＬ）８得点、国王カップ２得点で計４１得点を挙げ、２００９～２０１０シーズン以来１０年連続の４０得点以上を達成した。メッシと共に世界サッカーを支配する２大巨頭の一人、クリスティアーノ・ロナウド（３４＝ユベントス）はレアル・マドリード所属で２０１０～２０１１シーズンから８シーズン連続で４０得点を記録している。ロナウドは３１日までにイタリアのセリエＡでリーグ戦１９得点を含めて計２４得点を記録している。メッシはラ・リーガで得点ランキング２位をマークしているチーム同僚のルイス・スアレス（１８得点）を１３点差で大きくリードしており、早くも３シーズン連続で通算６度目のリーグ得点王が有力だ。
２００４～２００５シーズンにラ・リーガデビューを果たしたメッシは、この日の勝利でＧＫイケル・カシージャス（３８＝ＦＣポルト）が持つラ・リーガ通算最多勝利記録（３３４勝７２分け３９敗）に並んだ。カシージャスはＲ・マドリードでプレーした１９９９年から２０１５年まで３３４勝（８７分け８９敗）を記録した。
一方、ラ・リーガの５大ダービーマッチの一つであるカタルーニャダービーとして行われた試合は、メッシと「中国メッシ」ウー・レイ（28・写真）の対決として中国ファンの大きな関心を集めた。中国のトップスタープレイヤーは今年１月にアジア杯が終わった後、上海上港からエスパニョールに移籍し、２月のレアル・バリャドリード戦で中国選手では初めてラ・リーガで得点を挙げた。この日体調は必ずしも優れていなかったウー・レイは、後半１９分に交代出場したが、メッシが２点を奪う間目立ったプレーを見せることはできなかった。サッカー統計専門サイト「フースコアード・ドットコム」は、メッシに９．９点を、ウー・レイにはチームで３番目に低い５．８点の採点をつけた。中国メディア「シナスポーツ」は、「メッシがプレーするバスサに負けたものの、ウー・レイが投入された後、エスパニョールの攻撃が活発になった。出場時間が長かったらより良い結果があっただろう」と報じた。
李承鍵 why@donga.com
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